金融資産運用(U-CAN ファイナンシャルプランナー講座)


世の中はどんどん変わっていく。
変わっていく数値や定義を追いかけるのではなくて、
まずは通読して、感覚をとらえようと。


以下拾ったところ。

・いま一株につき1000苑で株式を購入した場合、今後一株につき50苑の利益が毎年確保できるのであれば、1000苑という投下資金は20年で回収できるということです。つまりPERとはその会社の何年分の利益を買うか、あるいは投下資金を何年間で回収できるかということを本来的には意味する投資指標です。そこでPERは低ければ低いほど、その銘柄の株価は利益水準に比べて割安と判断できます。逆にPERが高ければ高いほど、その銘柄の株価は利益水準に比べて割高と判断できます。
・PBRは株価の下落時に下値のメドを探る場合によく使われています。具体的には、PBRが一倍になるということは株価が貨車の解散価値と同一になるということであり、通常はあり得ないことです。したがって、PBRが一倍に近づけば近づくほど株価は大底に近づいたと判断することができます。
・パリティとは、株価からみてCBがこれだけの価値を持っているという理論価格で、額面100円に対していくらという金額で表されます。そこで、パリティは、CBの市場価格が、その会社の株価や転換価格に対して、どんな水準にあるかをみるときのモノシサとなります。
・マネー・ポートフォリオは、一度つくってしまえばそれで終わりというわけではありません。顧客の状況や目的の変化、環境の変化などにあわせて随時見直しが必要になります。
・日本銀行の金融政策が反映される「無担保コール翌日物金利」、短期市場金利の代表である「CD新発3ヵ月物金利」、長期の市場金利の代表である「新発10年国債金利」は日本経済新聞には掲載されています。

その他、特に巻末にあった以下の各表が嬉しかった。
・終価係数表
・現価係数表
・減債基金係数表
・資本回収係数表
・年金終価係数表
・年金現価係数表