こころが晴れるノート

「成功哲学」は、うつ症状などに効果的な「認知療法」の延長線上にあるような気がする。

●この本を手に取ったきっかけ
最近成功哲学ばかり読んでいる私ですが、
もしかすると、無意識のうちに 何かを
 壊してしまっている
 傷つけてしまっている
 置き去りにしている
そんな危険を、ちょっと感じていたのでした。
●この本への問い
ポジティブ思考とかモチベーションの維持について色々言われているけど、
では、もともと、日常生活に支障がでるほどネガティブな状態にある人は、
どうやって解決しているのだろうか?


 
●得られた気づき・印象に残った言葉
認知療法の実践方法が説かれた本なんですが、この本はほんとに素晴らしい。
認知療法の技法と、夢を実現するための色々な自己啓発書というのは、
すごく似ていると感じました。
  心のエネルギーが充実して、元気な時は、夢を実現するための成功哲学の本。
  心のエネルギーが低下して、やや疲れた時は、認知療法の本。

もちろん同じとは言い切れませんが、
やっていること、ほんとに共通していると感じます。私はそう感じました。
もともと潜在意識のコントロールの方法なのだから、
あたりまえといえば当たり前なのかな?
 成功を妨げている否定的なイメージ(心の働き)と、
 認知療法でいうところの「自動思考」
これを対比させながら読むと、とても興味深いです。
うつ症状ではない、という人にも十分参考になると思います。
●こんな方にお勧め
一見、書いてあることはごく当たり前のことのように思えるかも知れませんが、
でも、とてもよい本。ほんとに心が晴れます。
●追記
重要なことなので、もう一度。
落ち込んでいる時にものすごく前向きなポジティブシンキングって、
なかなか受け入れられませんからね。
  心のエネルギーが充実して、元気な時は、夢を実現するための成功哲学の本。
  心のエネルギーが低下して、やや疲れた時は、認知療法の本。
これがお勧めの方法です。

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