慶應ビジネススクール髙木晴夫教授のMBA授業Live リーダーシップ論

ビジネススクールのケースメソッドを実況中継!
意思決定力のトレーニング

●この本を手にしたきっかけ
今一緒に仕事をしている人に「MBAホルダー」がいる。けどこの人、全然仕事ができない。
他方、前に出会った知人のMBAホルダーはすごぃ仕事のできるキレる人だった。
MBAっていったいどんなことをどんな風に学んでいるのか知りたい。
この差はどこからくるのか知りたい。
ケーススタディってどんな風にするのか知りたい


●思ったこと
神田さんの「ぶっとびビジネスコーチング」をうけていたのだけど、あれって、ケースメソッドだったんだと思った。コーチはあらかじめ用意された答えを教えるのではなく、ファシリテーターとして話を誘導する。引き出す。ちょっと、MBAってのに興味を持った。
●気になった箇所
(p111)
マスコミの記事というのは、「書く前にはじめからストーリーがある」という話。
やっぱりそうか、と改めて思った。
(p132) 東京電力の炎の発言の話
自分も前の前の職場でちょうど似た時期にこの人と同じことをやったなーと思った。けど、自分の場合は、上司が守ってはくれなかったように思う。問題提起・起爆剤・・・若いときだからこそできるこれ、経営者には歓迎されこれ、でもミドルには嫌われてしまう。
(p191) レリアンの小林栄子さんの話
店長会と研修会の動かし方、すごい参考になる。
(p251) コッターのリーダーシップ論より
遺伝的要因、子供時代の経験とリーダーシップ
1. 動因/エネルギーのレベル – 動因(ドライブ・活力)、向上心
自らに高い達成基準を課す傾向、現状に満足しない傾向、常に向上を求めていくことに努力する傾向と強い関係あり
2. 知能/知性的技能 – 方向設定に不可欠
さまざまな情報の洪水をさばいて、その中に意味のあるパターンを見抜いていくことは、複雑な認識能力が大いに要求される
←親からの遺伝と妊娠中の状態から影響をうける
3. 精神的/感情的安定
周りの世界、人間たちと全く混乱と問題を起こすことなく付き合っていける。
対人関係処理能力を開発する基礎
人材をモチベートしていく段階では不可欠であり、他人の感情や価値観を間違いなく読み取っていくことが最も重要
4. 人格の統合性
統合性に欠けながらかつ高度にドライブのかかった人物は、間違って他の人たちを悲劇の道に誘導する可能性がある
(p250) カリスマの論理
卓越したリーダーと称された多くの人々は、彼らをよく知る人たちから「きよわめてカリスマ的」とは認められていなかった

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