なぜ、この人たちは金持ちになったのか

The Millionaire Mind
億万長者が教える成功の秘訣

●この本を手にしたきっかけ
億万長者のマインドセットが知りたい。


●特に気になった点

p56
ぼくは、ぼくは、ぼくはって、自分のことばっかり考えている子は鼻つまみよ
p63
往々にして、成功するということは、仲間外れになるという犠牲が伴う。現に、億万長者の四人に一人(76%)は、人格形成期に周囲とはちがった見方をすることを学んでいる。
p102
よくマスコミは、悲惨な家庭環境から必死で這い上がった立志伝中の人物というイメージを喧伝したがるが、実際には、億万長者の大多数はストレスのある家庭環境では育っていない。経済的に成功している人たちの親は、一般的に、考え方がポジティブである。そうした親の支えや建設的な意見は、子供が批判を跳ね返すための精神的な鎧を形作る土台となる。
p134
他人に雇われて働いていては、決して自分の顧客基盤を作り上げることはできません。蓄財や成功ということに関して言えば、自分自身にとって[経済的に]いちばんためになることをしていないわけですから・・・。単に雇い主にとっていちばん利益になる労働を提供しているだけですよ。
p142
勇気とは、恐怖を覚えずにはいられない事態に対して前向きな行動をとることである。(勇気とは「何も恐れない気力」ではない)
p198
自分で金儲けの方法を見つけることができなかったら、あんたは一生人の下で働くことになりますからね。
p314
高所得・低資産の人たちは共通して、仕事中毒(ワーカホリック)の傾向が認められる。

●思ったこと
この本は何度も読む価値がある。
億万長者に対する誤解が解ける。
同じ高所得でも、蓄財優等生・蓄財劣等性という表現で、その大きな違いを明確に斬っている。
私も「蓄財劣等性」の道を歩んできたかも知れない。
そう、深く強く反省した。
6章の「金持ちになるための配偶者の選び方」のところがとても興味深い。
7章の「買い物上手こそ金持ちへの道」もとても興味深い。
ミリオネアマインド・・・とても重要だ。
もっと早くから読んでおきたかった。できれば中学生、高校生ぐらいの時に。

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