これから知識社会で何が起こるのか

いま、学ぶべき「次なる常識」

ほんとにすごい。
ほんとに深い。
この本を読むことは、タイムマシンに乗るようなもの、
だと思う。


●人材

それらの能力や智恵について、「言葉」で語った本が数多く目につくからです。
しかし、たしかに、これらの本は「言葉」で書かれていますが、
「どうすれば、それらの能力や智恵を身につけることができるのか」という「方法」を言葉で述べたものであり、
その本を読んだだけでその能力や智恵が身につくわけではありません。
それ身につけるためには、実際に多くの経験を積み、その経験の中から、
文字通り「体」で掴み取らなければならないのです。
そういう意味で、この「職業的な智恵」とは、やはり、言葉によって伝達し、
共有することのできないものです。

ここは、情報ビジネス・コンテンツビジネスをする人が
とくに深く注意して読み込む必要があるところ。

企業から「労働力」として求められる人材が、
義侠において内外に「影響力」を発揮して活躍する人材とは限らないのです。
<Case 農業社会→工業社会>
 求められる人材 : 工場労働者(ブルーカラー)
 活躍した人材  : 事務労働者(ホワイトカラー)
<Case 工業社会→情報社会>
 求められる人材 : 事務労働者
 活躍した人材  : 知識労働者
<Case 情報社会→知識社会>
 求められる人材 : 知識労働者(ナレッジワーカー) ← 資格の勉強をしてスキルをみがく人
 活躍した人材  : 知的プロフェッショナル ← 智恵/自立/個性
現在、知識社会の入口において、「知識の勉強法」が注目されていますが、
これから知識社会が本格化するにつれて、
「知識の勉強法」ではなく、「智恵の修得法」が重要になっていきます。
修得法 : 職業的な智恵を学ぶための方法
勉強法 : 専門的な知識を学ぶための方法

資格の勉強なんかをしている暇があったら、やることがある。
雇われることを極めたい人が、資格の勉強をする。とくに、独立に結びつきにくい資格を。

「人材教育」から「成長支援」へのパラダイム転換
これからの知識社会で活躍する人材は、「教育」できないからです。
すなわち、知的プロフェッショナルは、「教育」できないのです。
それを身に着けるためには、絶対に不可欠なものがあります。
「自発的な意欲」です。

自立意欲をいかに養えるのか、育めるのか。
そのような環境を、企業という場や企業文化以外でどうつくるか。
その環境づくりが、私のワクワクのヒントになっている気がする。
●市場

現代の市場では、
「商品」と「商品」が戦っているのではなく、
「商品生態系」と「商品生態系」が戦っているのです。
そのため、たとえその「商品自身」が「良い商品」であっても、
その商品が所属する「商品生態系」が全体としての魅力の無い生態系であった場合には、
「良い商品を作っても、売れない」というパラドックスが起こるのです。
「市場競争力のある商品を開発する」という考えは、もはや「古い常識」です。
「市場競争力のある商品生態系を生み出す」という考えこそが、
これからの「次なる常識」になっていくのです。
「ニューミドルマン」は、「オールドミドルマン」とは、
まったく「逆」を向いて仕事をしているのです。

Mr.Xの手法、Jayの手法は、
まさにこのことを言っていたことに、今さら気づいた。
顧客の悩みをきいてから、商材をつくる。
これはまさに、プロシューマ型開発そのものだ。

顧客を遠くから眺めながら「潜在ニーズ」を「予測」するのではなく、
顧客に直接働きかけて、能動的に「顧客ニーズ」を「創造」することです。

またこの部分を見たとき、
自分のライフワークについてのヒントとなる、ひとつの直感が得られた。
「ライフスタイルの提案」
だ。
●事業

「複雑系の市場」においては、実は、「大きなビジョン」を掲げたほうが、
市場は動きやすく、新しい事業が生まれやすいからです。
これは、不思議に思われるかもしれませんが、「複雑系の市場」においては
「心理的敏感性」が極めて高いため、そうした「逆説」が起こります。
「物理」の世界では、「大きな物ほど動かしにくい」ということが真実です。
「心理」の世界では、「大きな物ほど動かしやすい」のです。

数多くの常識が覆される時代になってきている。
もう一度、自分で勝手に無理だと決めていることを、見直してみる必要がいる。
法則が変われば、弱みが強みになることも、あるのだ。

タイトルとURLをコピーしました