優れた生き方へ道を開く新しい心理学
ミルトン・エリクソン、リチャードバ・ンドラー、ジョン・グリンダー…彼らはずっと注目している。
基礎からもう一度NLPを学ぼうと思って、手にとってみた。
日本語訳が、文体の不統一があったりして残念だけれど、内容そのものはとてもすばらしい教科書レベル。
この本で、グレゴリー・ベイトソンも、NLPとかかわりがあることを初めて知った。そして、何となく直感はしていたけれど、NLPは、単なるコミュニケーション・メソトロジーではないんだと、改めて確信した。
印象としては、NLPは、北伝系の密教の瞑想技法に非常に近いと思った。
自分でも無意識にやっていた「スイッシ技法」は楽しく読ませてもらった。仏教的な理解など、潜在意識の仕組みが理解できていると、このような瞑想テクニックは自然に思いつくことができるはずではある。しかし最近このNLPが「西洋において」注目されてきていることがとくにおもしろい。
またとくに、モデリングの本質について書かれた部分では、ゾクチェンと通じるものを感じた。DMDで有名なジェームススキナーも、NLPの応用だったのだろうか。
NLPのマスタープラクティショナーをとってみたいとずっと思っているのだけど、そろそろ具体的に行動にうつそうかなぁ。