人間関係が「しんどい!」と思ったら読む本

不器用で傷つきやすいあなだかうまくいく43の法則

私、テレビをほとんどみないので、
実はこの人が有名な人といわれてもよくわかりませんでした。
Facebookで知人がよくいいねしてたので手にとった一冊。
読みやすくていい本です。

・スタンプカードをもらったら、なんとなくためたくなりますよね。だから、一つ目のスタンプを押した瞬間から、スタンプをためようとして、相手を「観察・監視」し始めるのです。「また、やるんじゃないか」と見張り始めるのです。これを「偏見」といいます。スタンプを押し始めた段階で、相手のことを「偏見」で見始めます。その時点から「事実がゆがみ始める」のです。

嫌いな人 と整理している人について、
このスタンプカード効果が出ていないか、見直してみなきゃ
と思った。これはほんとに。
ポイントがたまって「爆発」しないように。

・岩を動かすことは、変わらない他人を変えようとするようなものです。他人を変えるのではなく、自分が、意地を張らずに、あえて遠回りしたり乗り越えたりすることで「本当の目的」に早くたどりつけるのかもしれませんね。だって、もともと旅人は、ただそこを通りたかっただけなのですから。

そう。岩と闘う必要はないし、
それをまわりに恩着せがましくアピールする必要もない。
岩の存在を認め、それを迂回したって、別にいい。

・「すねる」という行為は、他人の気を引くための一つの戦略です。その多くは、子どもの頃にすねることでうまく望みがかなったというパターンを引きずっていたり、子どもの頃に何かの願いをかなわなくて誰かに腹を立てて、そのまま続いていることもあるようです。そして、裏側にある「本当は○○をしてほしい」という思いをいいたくないから、態度で表そうとしているのです。わかってほしい、ほめてほしい、優しくしてほしい、認めてほしい、かまってほしい。そして、それがいえないからあきらめる、しらける、物分かりがいいふり、という態度に変わっていきます。ほかにも、いじける、意地を張る、ひねくれる。そうやって、すねて自分が「心を閉じる」ことで、自分で壁を作り、相手との距離を作ります。すると、まわりの人は非常に扱いづらくなってきて、距離を置き始めます。何をいつてもすねてるわけですから。つまり、自分が心を閉ざしたことで、相手の心も自分に対して閉ざさせた、ということです。ということは、自分が心を開けば、相手も開くことになります。これが自己開示なのです。だから、自己開示とは、すねてしまった自分の心を開く練習なのです。
・ちなみに「すねる」を漢字で書くと「拗ねる」。「手へん」に「幼い」と書くんです。子どもの戦法っていうことですね。

娘が学校でこの状態に陥りつつあったような気がする。
運よく自然に抜けられたようだけど、
その自己開示のためには「聴く」高度な技術が必要だった。

・この「トラウマライン」を見つけるには、次の質問が有効です。
「いつから、そのパターンを繰り返していますか」
「その壁を乗り越えようとすると、何が恐いですか、何を思い出しますか」
「どんなことがあったから、その壁が恐くなったのでしょうか」
・両親はあなたの「価値観」という初期設定プログラムの重要な設計者です。その重要な設計者と向き合うことで、大きな初期設定の間違いに気づくこともくさんあります。また、たまたまいい初期設定がされている場合は、そんな悩みすら知らない。

これの質問は確かに有効だと思う。
より、具体的になっていく。

・本当は、悲しみや怒りといった感情は感じつくすまてで感じて昇華させてしまえばいいのに。それが残っているのを知っているので、その部分を「見ないように」「感じないように」「なかったこと」にして、凍結させて生きていくのです。これが、いわゆる「トラウマ」の素になってしまいます。すると、大人になったある日、突然解凍されて、目の前の人を使って、目の前の出来事を使って当時の感情が「再現」「追体験」されることがあります。それが「問題」です。つまり「問題」「問題となる人間関係」は、過去の終わってない感情を思い出すための単なるツールなのです。「問題」はあなたが残してきた、感情のかけら。解凍して、向き合うことで、きっとあなたの失った感情が取り戻せるはずです。今からでもいい、その時の感情を思いきり感じつくして、”終わらせて”ください。

やはりそうだった。
私は単なるトリガーであり、解凍のための触媒。
その役目を担うことを損だと思うのではなく、受け入れられる人間でありたい。
そしてまた、自分の子どもの配偶者になる人たちには、
そのような重荷を背負わせたくないとも、思った。

・「センセ、ヒントだけください」といわれたら、ちょっとだけならヒントを出すかもしれない。すべて、成長を期待するから。がんばって、がんばって、苦労して、工夫して、魂は磨かれていく。僕が神様なら、きっとそんなことを楽しむだろうな。

確かに。
私も「ヒントだけください」と言えばヒントをもらえるような気がする。
そんな風に考えていく延長に、シンクロニシティとか
セレンディピティがあるような気がしている。

・「知らないから、教えて」「知ってるけど、そこまで詳しくないから教えて」「助けてほしい」そんなことをいえる勇気が、人を成長させてくれるのかもしれませんね。

私、知ったかぶりをしていたかも知れない。
もっと「知らないから教えてほしい」と言える勇気をもたなくては。

・心理療法の一つに「ミラクルクエスチョン」いうものがあります。「ミラクル」つまり、「もし奇跡が起こったとしたら」という仮定で、問題が解決した「うまくいっている未来」を想像してもらいます。そして、「うまくいっている未来」の自分の行動の中で、今すぐにでもできることがあれば、今現実の世界でもやってみる。すると、「うまくいっている未来」に近づくことができるというものです。

この前やったソースのフォローアップのワークがこれだった。
これの繰り返し、延長に、そのミラクルがある。

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