男の子 女の子の産み分け法

幸福な家庭をつくりたいすべてのカップルに
科学的根拠にもとづいて世界中で30年以上活用されている最も自然で安心な方法
HOW TO CHOOSE THE SEX OF YOUR BABY

産み分けといえば、日本では杉山四郎さん。そしてその原点である、シェトルズは読んでおかなくては。


前回読んだ杉山本でほとんど用は足りていたのだけれど、微妙な違いがないのかどうか、考え方の基本にずれがないのかどうか、確かめる意味でも手にとってみた。書かれたのが少し古いこともあり、見解にやや相違は見られたのと、シェトルズの方では、科学的な裏づけがない仮説の部分についても書かれていた。でもまぁ大筋にはかわりはなさそう。
頸管粘液法を主として、基礎体温で補足する。
加えて排卵通で確認をすれば、ほぼ間違いなさそう。
人工的、システマティックな「技術」にはしるのが嫌いな人でも、これぐらいなら受けいれられるのではないかと思う。とくに、頸管粘液の変化のパターンの詳細な説明と、基礎体温の読み取り方についての詳細な説明について、とてもわかりやすかった。
以下拾ったところ。

●全体的に
・絨毛採取法 : 胎児の健康状態を知る手立てとして羊水穿刺法にとってかわりつつある
・現在のシエトルズ法は全く失敗がないというわけではないので、男女のどちらが生まれても喜んで受けいれられる自信がないのなら、どんな産み分け法であれ、使うべきではない。
●男の子を生みたい場合の話を抜粋
・ユダヤ教の律法「タルムード」にも、「女性が男性より先に液を放出すると(女性のほうが先にオーガズムに達すると)子どもは男になる。そうでないときは女になる」とあり、また、月経を含む最初の二週間はセックスを控えている
・月経周期の最初から産み分けのための子づくりまでセックスを控える(禁欲)
= 精子の数が多いほど、男の子を妊娠する可能性が高くなる。
・ぴったりしたブリーフやサポーター、タイトな洋服は睾丸に熱をこもらせ、精子の数を減少させてしまう。
・サウナに入りすぎることや熱い湯に長くつかりすぎることも、精子の数を減少させる。
・長引く病気は、それがちょっとしたかぜの場合でも精子を減少させる
・有毒な科学物質にさらされることによっても精子は減少。
・カフェインが精子の動きを速める刺激を与えることが明らかになっている。反対に女性側は、常にカフェインを避けるべき。
・ジョンズ・ホプキンズ大学で行われた研究によると、一日にレギュラーコーヒーでおよそ3杯分のカフェインを摂取する女性が妊娠する可能性は、カフェインを全く摂取しない女性にくらべて26%低いとのこと。毎日1~2杯コーヒーを飲むだけで、妊娠の可能性は10%ほど低下する
・男性の精子は年とともに減少するので、高齢になるほど男の子より女の子が生まれやすくなる可能性はある。また女性の頸管粘液も加齢とともに量が減り、アルカリ性が弱くなるから、やはり年をとってから産んだ子どもは女の子が多くなることが考えられる。
・ある研究は、15才、20才、30才、40才の女性が出産する子どもの男女比は、女100に対して、それぞれ、130、120、112、91であることを明らかにした。

など。

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