彼、夫の浮気をやめさせるために貴女がとるべき31の方法
彼や夫の本当の気持ち、浮気相手に勝つ方法、浮気グセを治すコツなど、
貴女の知りたいことがここにあります。
夫や彼氏の浮気で悩む女性にとって、とてもよい一冊。
自分の考え方と比較してどうなのかの確認のために読んだのだけど、
ほぼ、全面的に共感できる内容だった。
●原則 : 浮気のパターン
「カラダの浮気」
→ 男性は、同じ女性と何度もカラダの関係を持つと飽きるようにできているため長続きしないので、終わらせるのにさほど労力を使わずにすみます。
「情の浮気」
→ 男性は本能レベルで「女性を不幸にしたくない」と思っています。「浮気をされることが私を不幸にする。
それは元カノのつらい思い以上のものだ」ということをきちんと伝えましょう。
「心の浮気」
→ もっとも深刻
●男性が浮気から足を洗うためのヒント
・たいていの男性は、「ひどく後悔してしまいそう」と思うことには足を踏み入れません。
・男性は「信頼」を大切にします。付き合っている女性との信頼関係ができているかどうかで、男性は付き合いを続けるかどうかを考えます。
・信頼関係が強まれば強まるほど、男性は相手を裏切ることができなくなるという性質があります。当然、「彼女を裏切る行為」である浮気もしづらくなります。
・「信頼」という圧力
そもそも浮気をする男性には罪悪感がない、
というのがいちばん大きなポイントなのかも知れない。
意味とか価値認識が違う。
●やってはいけないこと – 追いつけない/疑わない/怒らない
・男性からすると、「浮気していない」と伝えることは疲れる作業です。そもそも、悪いことをしていないのにわざわざ弁明しなければならないのですから、苦痛でしかありません。財布を盗んでもいないのに「財布を盗んだでしょ」と疑われたら、とてもイヤな気持ちになりますよね。
・浮気を執拗に疑う人は、その人自身が浮気をしやすいと言われます。人間は自分の思考を基準に考えるところがあります。
・何度も一方的に「フォロー」を求めるような関係を男性は心地よいとは思いません。男性は、お互いが信頼し合った穏やかな関係を望むからです。
・秘密というものは1つでも持つと、心にとってかなりの重みになります。彼は、その重み分H子さんを大切に扱わなければならない、と考えるようになり、その後はずっとH子さんを大事にするようになったそうです。
・貴女の目的は2人の関係を修復すること。別れることではありませんわね。だからこそ、別れるという選択肢ではなく、付き合い続け、そして浮気でつらい思いをした以上に幸せにしてほしい、ということを彼に明確な言葉で伝える必要があります。彼はそこで、貴女の本当の気持ちを知り、受け止めるのです。
現代で離婚が増えている理由は、
女性の経済的な自立だけが理由だけではないと思う。
女性が対等になったということが裏目に出て、
悲しみではなく怒りを伝える人が増えたことも、
破局する人が増えた原因のひとつだと思う。
しかし、本当にストレートな感情は、怒りなのではなく、
悲しみの方なのだ。
●相談するときは
・男性は、社会の目を気にする生き物なので、感情的な問題があったとしても、より冷静な判断ができます。
・付き合いが長い場合、とくに夫婦である場合は、2人の会話が冷えきっていなければ、彼が浮気していたとしても貴女に対して別れを切り出すことまではしません。矛盾していますが、彼がいちばん恐れているのは、2人の関係が冷え切ってしまうこと。
・離婚訴訟を覚悟して証言を集めるなどの目的があるなら致し方ありませんが、彼氏や夫とこれから幸せになりたいなら、絶対に浮気調査はしないでください。
これもまた、重要
義理の父に相談するのはよい場合も多いけど、
実家の父母や義理の母に相談するのは、破局への道まっしぐら。
これはよくわかる。
そうだろうなと思う。
●その他
・極めつけは「やっぱりおまえがいちばんだな」のひと言。この言葉でビンときたそうです。こんなことを言うなんて、誰か「比べる相手」ができたのだと—
・色気というものは、男性の思考を鈍らせ、恋に落とさせる効果があります。言い換えると、色気に弱い男性は、簡単に色気でなびく可能性があるということ。色気に弱い男性を引き寄せてばかりの女性は、結果的に浮気されやすいといえます。
・元カノというのは、いちばんセフレになりやすい関係です。とくに男性が振った場合、女性が別れを受け入れられず、依存するがゆえに、セフレの関係になるケースが多く見られます。
・付き合って時間が経ってもラブラブなカップルと、ラブラブでないカップルでは、女性の「誘い出し」の量が圧倒的に違うことがわかります。