モテと非モテの境界線

4.恋愛

AV監督と女社長の恋愛相談
男の欲望を知り尽くしたAV監督と、女のリアルを熟知した婚活アドバイザーが現代日本の恋愛・結婚問題に迫る!
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●社会的な価値観

・男性社会に根強くある「トロフィーワイフ」という価値観
・女性だとファッション誌の啓蒙が悪いと思う。みんな社会的な欲望を押し付けられて、消費行動を高まらせていますよね。
・「愛され」と「モテ」というのは「受け」の欲望なんですよ。
・勢いで結婚できた人たちは、これからの時代、わりと離婚することになるケースが少なくないと思うけどね。運よく相性バッチリだったのなら別だけど。昔は社会が結婚を強要していてかつ離婚をしないほうが有利な人生が送れた。でも今は、そんなことないんだよね。

トロフィーワイフなんて言葉があったんだ。
確かに私の周囲にそんな感覚で結婚した人がいた。そして今はすでに離婚。。

 

●恋愛工学

・恋愛工学は、テクニックで人為的に自分を回避性の人格に変えることだと思うんです。それで相手を依存モードにさせて、コントロールする。
問題なのは、このやり方は結局どっちも傷つくんです。
・女の人の側に被害者意識がないと、男側も罪悪感を刺激されないから病まない。

共依存関係は、最低。
でもそう言うテクニック論で生きている人、まだまだ多い。
そして本人も、自分が傷ついていることに気づいていない。

 

●自己重要感 自己肯定感

・日常的にポジティブなコミュニケーションがほとんどないところ。男性社員の割合が多く、会話の少ない会社は、有病率高いですね。肯定的なコミュニケーションがない環境に、自己肯定感の低い人がい続けると、すぐ「また失敗しちゃった」「やっぱり自分はダメなんだ」って、心の声の”内耳”で自分を責めちゃうんです。でも、外から聞こえる声を拾う”外耳”で、「ありがとう」「あの仕事よかったよ」と言ってもらえる環境にいれば、過度に自己否定せずにすみます。
会社がそういう環境じゃない場合、趣味の世界で自分を肯定してくれる居場所を作る、というのも一つの手です。それによって自己肯定感が低い人が、幸せゾーンにいけると思います。
・何かを好きになること、何かに感動することで、他人に依存して心の穴を埋めてもらいたいと期待しなくなるのはいいよね。アニメを観るのでも、植物を育てるのでも、旅行に行くのでも、なんでもいい。自分の心の穴が満たされる一瞬を持つこと。それを他人に自慢したりマウンティングの材料にしたりしないで、自分のものとして味わうこと。それは本質的な自己重要感に繋がる。
恋愛や仕事で穴を埋めようとすると、いつか絶対苦しくなりますからね。

ここのところなぜか、自己肯定感の極端に低い人と何人も接する機会があった。
残念ながら客先のその職場ではポジティブコミュニケーションがあまりない。
そのことが、離職率upに拍車をかけたんだろうなぁ。

 

●メンヘラを見抜くための三箇条

 

  1. 深夜に「声が聞きたい」「今すぐ会いたい」と日常的にメールしてくること(愛情確認「私のことが好きなら行動で示しなさいよ」)
  2. 「私なんてどうせ」と言う。「どうせ」のあとには、「かわいくないし」「性格悪いし」「デブだし」などの言葉が入ります。(そんなことないよって言わせたい)
  3. 受動的だけどセックスが大好きな人

これ重要な公式かも知れない。
確かに・・と思う。

 

●男性の勘違い

・美人と付き合えていない男が美人と付き合うためには、美人じゃない女の人の良さをいろいろと知るべき
・女性ってそう言う飲みの場で、盛り上がらないところをどう盛り上げるか見てるんです。まわりに気を配っているかどうか。興味がない人にも礼儀をもって接しているかどうか。
・相手のしゃべりたいことをしゃべってもらう。そのための質問とか合いの手。相手をよく見て、話したいと思っていることを見つけて、そっちに持っていくんです。
・「そうなんだ」「大変だね」って言うだけでOK、と言うアドバイスはよくありますよね。それは対話じゃなくて共感であって、女は共感の生き物だから男にも共感を求めているという説もあるけれど、共感しておけば満足するだろうってのも相手を舐めた話だよね。うまく共感できればセックスくらいはやらせてもらえるかも知れないけど。対話とは何かというと、相手の話を聞いたことによってどれだけこっちが変われるか、ということなんです。
「変化すること」。この大事さをわかっている男性は、ものすごく少ないと、常日頃から感じています。ガチガチに凝り固まってしまうのではなく、柔らかく変化を受け入れることを、女性は求めています。
・昔は「黙って背中で語る」みたいなほうがモテたのかもしれなけれど、現代ではおそらく「女性の心を持った男の人」のほうがモテますよね。

共感だけしていればいい、みたいな「恋愛工学」と言う操作主義が流行ってしまうのは残念。
確かに、その先の有無で、深さが全然違うように思う。
共感したフリをして「俺は変わらないけどね」と言う人は多い。
違いはそこかぁ・・・

 

●出会い

・長期の料理教室で一緒に料理していたら、自然に女性のパーソナルスペースに入れるんですよ。すると、その人が近くにいることが当たり前になる。「この人は、私のパーソナルスペースに入っていい人なんだ」と錯覚するんです。
・この一年間に実施した学び事・習い事ベスト30
1位 ヨガ・ピラティス
2位 英語
3位 フィットネスクラブ
5位 簿記
8位 ピアノ
10位 ワード・エクセル

これは、独身彼女なしの後輩に教えてあげよう・・。
まあこれも「テクニック」に走ったら単にキモチワルイ男、
になっちゃうのだろうけど。。

 

●結婚までの3step

・「就職」も「結婚」も、そこをゴールだと思っていると失敗しますよね。

  1. 共通項を見つけて仲良くなる
  2. 一緒に楽しい体験をする
  3. 自己開示

鉄板の公式かも知れない。当たり前といえば当たり前と言うべきか。
みんなこう言うの、自然にやると思うんだけど、
できない人は逆に「自然に」それができないと言うことなのかも知れない。

 

●その他

萌え = 性欲込みの、憧れ

この定義は面白い。。

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