深く考える力

“論理思考を超えた叡智”が湧き上がる5つの技法と38のエッセイ
あなたの中に眠る「賢明なもう一人の自分」

以下、心にとまった言葉

・ある随想の中で、一つの考えが述べられたとき、「筆者は、次に、この考えを、どう深めていくのか」を推測することである。
・エッセイや随筆、随想は、文字通り、自由に視点を変え、発想を広げ、思考を深めていくことができる文章のジャンルであるため論文や論説に比べ、視点の転換や発想の展開、思考の深化に「意外性」があるからである。

読み方に関するところ。

・我々は、「どうすれば、イノベーションを起こせる人材になれるか」「どうすればイノベーターになれるか」といったことを考えるよりも、「自分は、目の前の仕事に対して、どれほどの情熱を持っているか」をこそ、考えてみるべきであろう。革新的な商品やサービスは、そして、ビジネスは、そうした情熱からこそ、生まれてくる。では、その情熱はどこから生まれてくるのか。その問いへの答えは、すでに述べた。「この商品で、世の中の多くの人を喜ばせたい」「このサービスで、困っている人を助けたい」そうした深い思いが、我々の心の中にあるならば、そこには、自ずと、仕事への情熱が生まれてくる。その深い思い。それを、昔から、日本においては、「志」や「使命感」と呼んできた。

どうすればやりたいことがみつかるのか、と探す必要もない。
自分の目の前に与えられたこと、情熱を持って取り組めるその課題に正対すること。
ただ、それだけなのだなぁ。

・心の環境問題
・新たな常識
・優れた古典とは、一人の人間が、未熟さを抱えながら、どのようにして高き頂に向かって山道を登っていったかを語ったものである。そして、我々の胸を打つのは、人間としての弱さを抱えながらも、ひたすらに成長を求めて歩み続けた、その姿であり、自身の歩みの遅さに、ときに天を仰ぎ、溜め息をつきながらも、決してその歩みをやめなかった姿であろう。

クリエイターとして気になったワード。

・何もしないことに、全力を注ぐ

これはマネジメントについて。
ということはつまり子育てについて。

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