ハンパなところで人生終わりにすんな!
上を向いて歩き続けるために いま、できる「選択」とは!
仕事、家庭、お金、子育て、住まい、健康、老後・・・。
年収ダウンの時代に知っておくべきこと!
ちょうど、あと少しで35歳になる。
数年前に「28歳からのリアル」を読んでとてもためになったので、
これを書店で見かけたとき、すぐにレジに持っていった。
人生でもっとも不安定な時期を、
自信と戦略を持って進む方法!
まさにこの帯のコトバにあるように、勇気を奮い起こされる一冊。
付箋をはったところを以下に。
・朝日新聞社が2008年に行った世論調査によると、
いまの日本に「信用できない人が多い」と感じている人は64%。
「信用できる人が多い」と思っている人は24%だそうです。
教師や警察への信用度は60%台。裁判は72%。
政治家や官僚への信用度は著しく低く、18%です。
そんな中、97%というとびぬけて高い信用度を得ている存在がいます。
それが、家族です。
・「10年後の将来設計を夫婦で話し合っていますか?」という質問に対し、「よく話し合っている」「少しは話し合っている」と回答した人の割合は、
幸福度が30点未満の夫婦では12%ですが、
幸福度が70点以上の夫婦では60%に及びます。
・明示安田生命の調査によれば、4人に1人が、平均の会話時間が0~30分以下なのだとか。
配偶者に対して愛情を感じている人の割合は、全体で85%なのですが、
会話時間が「30分以上」の夫婦では、その割合が95%と高くなり、
一方、「30分以下」の夫婦では、愛情を感じていない人が38%に及びます。
・中国古代から伝わる「五計」という考え方
生計 : 健康を保持しながら生きるための計画・計算
家計 : 家族を持ち、維持していくための計画・計算
身計 : キャリアプランニング。仕事で身を立てていくための計画・計算
老計 : 老後を生き抜いていくための計画・計算
死計 : 自分の死と、死後に残すものについての計画・計算
・ハーバード大学心理学研究室教授 スティーブン・ピンカー氏の著書
「人間の本性を考える」にある記述
第一法則 : 子どもの行動特性はすべて遺伝である
第二法則 : 家庭環境の影響は、遺伝子の影響より少ない
・親が子どもに指示する際には「○×しなさい」というよりも「○×してみようか?」ということにより、子どもが自分の意志で行動しているという気になり、自制心や対処能力が高まるともいわれています。
・子どもができて活力がなくなるメカニズムは、花がしおれるのと同じ。花は、その多くが、受粉すると同時に、しおれたり、しなびたりしていく。しおれる は 萎れる しなびる は 萎びる と書く。まり 萎える と同じ字を使う。
・社会学者のマーク・グラノヴェターの説
価値のある情報の伝達においては、家族や親友、同じ職場の同僚のような強いつながり「強い紐帯」よりも、ちょっとした知り合いや友人の友人といった弱いつながり「弱い紐帯」のほうが重要であるという、社会ネットワーク理論。グラノヴェターは、転職に成功した多くが「弱い紐帯」からの情報を元にしていたことから、この説を導き出したといわれています。
家を買う適齢期も30代といいう話もあります。
男の曲がり角は35歳という話があります。
転職の最終年齢は35歳という話もあります。
30代。
とりあえず、萎えている場合じゃないのです。