天才児を育てた24人の母親

日本で初めて明かされた早期教育体験談集

ビッテ式と呼ばれるるこれも、ドッツやフラッシュなど、ベースにあるものは七田式と同じようだ。
それらがどう違うのか、それが知りたくて比較検討のためにとった一冊。
この本は半分以上が体験談集なので、具体的なメソッドの説明はなかったけど、雰囲気はだいぶつかめた。そして改めて、テレビやDVDに子守りをさせるような親にはなりたくないと、思った。


■その他メモしたところなど

胎児や赤ちゃんにとって最大の悲劇があるとすれば、人生でいちばん学びたいと願っている時期に、何も教えてもらえず放っておかれることです。
学びたい時期に放っておかれ、学校に入ってから「もっと勉強しなさい」「勉強しなければいい学校に入れないよ」などといわれてもそれはむずかしいことなのです。

生まれる前から胎児に「○月○日に生まれてね」と言い聞かせていると、その通りに生まれるということがありますが、

フランクフルトのコンスタンチン大学のモニカ・ルーケッシュ博士が、2000人の妊婦を調査した結果によると、出産を楽しみにしていた母親から生まれる子どもとそうでない子どもでは、出産後の精神的・肉体的健康の度合いが大きく違っていると言います。
出産を楽しみにしていた母親から生まれた赤ちゃんは、そうでない赤ちゃんに比べて肉体的にも精神的にもはるかに健康であるという結果が出たのです。

超一流の人物になった方々の胎児の頃、乳幼児の頃の両親の考え方や教育環境の共通点
1) 両親の仲がよく、家庭が自由で明るい
2) 生まれたばかりの赤ちゃんをひとりの人格者として対等に接している
3) 3歳まで能力開発に力を注ぐが子どもの将来のことは本人の意志を尊重する
4) 生後1~3ヶ月頃から絵本の読み聞かせをしている
5) 赤ちゃんをほめたり励ましたりして、やる気を引き出すのが上手である
6) 赤ちゃんだけがもっている不思議な能力、限りない可能性を信じている
7) 言葉、文字、数をできるだけ早く教えている。どんな忙しいときでも子どもの質問には必ず答えてあげている
8) 父親が教育熱心で、子どもと遊ぶ時間は一般の父親に比べて驚くほど長い
9) 質の高い絵本や本、教材がそろっていて喜んで学習する雰囲気ができている
10) 子どもに無理やり教えていない。学ぶ喜びを実感させている

クラシックでも、ロマン派のような激しい表現をするものは敬遠した方が無難。例えばベートーベンの運命はブラームスなど。ロックやジャズは論外。

子どもが音痴になるのは、親が音痴でその歌を聴きながら育つからだ

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