35歳からのおめでたスタンバイ

気持ちがポジティブになれる情報、体験者の声がいっぱい!
子どもは人生の新しいステージにつれていってくれる!
産む楽しさを伝えるプロであり、5児のコーディネーター大葉ナナコ

 
神田昌典さんの番組でこの方を知った。
それからずっと興味があった。
他に読みたい本がたくさんあって後回しにしていたけれど、
娘に兄弟がほしいなぁと思ってきた今日この頃、
再び出産ということについて色々考えるようになって手にした。


娘のときは、予定日が年末年始に重なって本当にタイヘンだった。
もし安全なら、病院より助産院の方がよさそうだよなぁ。。
読みながらあの時の苦労を振り返って、
いろいろな怒りやもどかしさ、もっとああしておけばよかったと、色々と思った。
この本、最初に読んでおきたかったな。
●高齢出産?余計な心配かも知れない

・厚生労働省の人口動態統計では、平均所産年齢は28.9歳。
でも、実際に一番多く出産している女性の年齢層は、平成15年からは30~34歳
平成16年からは、35~39歳の出産女性の数の方が、20~24歳で産む女性たちを上回っている。

初産でもそうなんだから、二人目だとしたら全然気にする必要ないよねと思った。
●夫のサポート

・産後の夫婦の愛情の変化に関する研究で、子どもが乳幼児の時期に夫がどれくらい育児のサポートをしたかが、その後の妻から夫への愛情の強さに影響するという結果が出ています。
 産後18ヶ月間、乳幼児育児に夫がサポートをした場合やきちんと会話があった場合、子どもが6歳の時も妻は子育てについて信頼できる夫に相談し、妊娠後12年後も夫婦愛の質は変わらないといいます。
 一方、産後18ヶ月間、夫からの育児のサポートや会話がなかった場合、6年目で夫に対する信頼感は減り、12年目の夫への愛情曲線は右肩下がりに低くなるそうです。
 妻の夫に対する信頼や愛情の安定傾向は、乳幼児育児期のサポートと、その頃の会話量で決まり、けして経済力や在宅時間の長さではないということがわかったこの調査は、今後の男性の育児参加の質を変えるかもしれません。

一人目のとき失敗したら二人目。それも過ぎちゃってたら三人目。
妻の気持ちになってみると、不安でいっぱいだったんだろうなと、目が潤む。
次の時は、できる限りのことをしようと思う。
●出産の不安について

・まずは一番大事なこととしてお伝えしたいのは、ちゃんと情報を調べて、勉強して、ボジティブな情報を取り入れてほしいということ。ネガティブな情報を信じてしまうと、さらにネガティブ情報が集まって雪だるま式に巨大化していきます。
 情報の量が多すぎるために、ファーストインプレッションというか、初めて出会った知識が常識化しやすいというトリックもあるんですよね。

これは結婚式場選びもそうだし、仕事選びもそうだし、全てにあてはまること。
●食育

・その季節に豊作となって一番たくさん採れる物が、その国で今の季節を生きている人への地球からのプレゼントなんですから。

30種類食べなきゃなんてプレッシャーは気にしなくていいんだよね。
●夫婦の愛情の変化

・出会った頃は”GETの愛”なわけですから。ハンターのように、あなたを獲得したいという情熱は、まるで燃えさかる焚き火のようにガンガン燃えていた!一方、ずっと一緒に生活しながら育んできた継続の愛は、火の種類が違って、炭火みたいなもの。ファイヤーVSチャコールですね。表面は真っ黒で粉をふいて白くなっている炭ですが、バキッと折ってみたら中は真っ赤ですよ。温度も普通の炎より格段に高い!炭火のような愛ってステキじゃないですか?
・「今日はしたいな。からだがそんな感じなの」と、からだのせいにして、帰ってきたら背中を向けて寝ちゃう。するとちょっかいをだしてくるパートナーは多いそうですよ。

この他にも色々、SEXレス対策についていくつか書かれている。
この辺、大葉さんにはかけないことを色々情報提供できたらよさそうな感じだ。
●出産方法の選択

・WHOでは、1985年に仰向けの姿勢でのお産はやめるべき、妊婦の自由なスタイル、動きが推奨されるべきと勧告を出している。
・不要な陣痛促進剤で人工的に陣痛を誘発したり、陣痛が強くなったからと麻痺させると、化学薬品の反応で本来のしくみがうまく機能できなくなるのか、陣痛にも休み感覚がなくなったり、天然麻酔作用のホルモンがうまく働かないようです。
・微弱陣痛だとお産に時間がかかり母体や赤ちゃんに負担=難産と思われがちですが、経験ゆたかな医師や助産師は、赤ちゃんと母体が傷つかないようにお産がゆっくり進む安産もあるといいます。産道や子宮口が柔らかくなるのに時間がかかったり、赤ちゃんの頭が大きめで産道を進みにくかったり、回旋がうまくいかなかったり…。そこでせっかちに陣痛促進剤を使ってしまうと、母体や赤ちゃんの準備とは関係なく子宮ばかりが強く収縮することになり、うまく進まない赤ちゃんを助けるために、様々な医療介入を必要とすることになります。
・WHOはどんな社会状況の国でも分娩の誘発率が10%を超えるのは不当と勧告しています。陣痛の強さ、弱さも前述したように意味があって、陣痛が強かったのに微弱になったとか、いつまでも微弱な陣痛が続くのは、「母体が外環境にリラックスしていないぞ」というサインが全身を流れている場合。

●産む場所の選択

・自宅出産を扱うある助産師さんは「出産時に医療的ケアが必要な場合は、妊娠中から、高血圧やたんぱく尿など、赤ちゃんが、”高次医療の場で生まれたい”とサインを出してくれる」と言います。
・看護大学助産師科コースなどが併設の病院は、助産師の正常産のケア実習がありますので、自然分娩ができるところも多いでしょう。ユニセフとWHOが認定しているベビーフレンドリーホスピタルの認定病院などでは、高次医療でのお産だった人でも、母乳を出すためのケアが手厚いなど、産後のサポートが手厚い施設もあります。
・日本の出産は50%が病院、49%が医院、1%が助産院や自宅で生まれています
★産み場所選びのチェックポイント★
(1) 陣痛中、分娩中、自由な姿勢ができるフリースタイル出産(分娩第一期、第二期)が可能か
(2) 会陰切開や剃毛、浣腸など、WHOがやめるべきといっているケアをしていないか
(3) バースプランの提出はできるか
(4) パートナーや実母など、立ち会える人は自由に決められるか
(5) 母乳育児を推奨し、入院中も、退院後も、支援のケアがあるか
(6) 助産師さん(正常産のプロ)が勤務しているか
(7) 母子同室か
(第一期だけでフリースタイルと看板を出しているところもあるので要チェック)
・WHOは、早期母子分離の弊害を述べ、母子同室を推奨しています。
「産後はお母さんも疲れているから、赤ちゃんを預かりますのでゆっくり休んで…」一見、やさしさのように聞こえますが親と引き離される赤ちゃんは、悲しいはずです。
・「母乳は疲れる」という風に表現してしまうセンスはどうでしょう?恋をして胸がキュンとなるのを「恋愛は痛くて疲れる」っていうのと同じですよね。
・妊娠30週目以後に、バースプランという出産のケアの希望書を提出する施設が増えています。陣痛前、陣痛中、分娩時、分娩後、産後入院中に、どんなケアを希望するかを時系列に添って、明確に伝えましょう。
・最近子宮筋腫が増えている原因に、エストロゲンの分泌を過剰にしてしまう動物性脂肪の多い食生活の影響が考えられています。

本当に、妻の出産を期に、病院というところが嫌いになった。
小売業をしていた身としては、あるいは、24時間365日のcirticalなシステムを運用していた身としては、病院の怠慢で傲慢な態勢が非常に腹立たしい。何か自分にできることはないだろうか…。

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