30代に, 40代に, と読んで、
20代に も読んでみたくなった。
二十代ではない自分でも、読んでよかった。
自分に足りないものが何か、
改めてみつめることができた。
●原則
・人生を幸せに生きるためには、3つのものが必要です。自分で変えられないものを受け入れる強さと、変えられるものを変えていく勇気と、その違いを見分ける賢さの3つです。
・人生を切り開く質問
「自分に天才性があるとしたら、それは?」
「最高の人生を生きるとしたら、自分の未来は?」
「自分の夢を実現するのに、助けてくれる人は?」
「これから、どんな奇跡が待っているのだろう?」
この質問は、手帳にメモしておきたい。
●人生観
・生まれた目的というのは、探すというよりは、ある瞬間に理解することだと思うのです。「ああ、自分はこのために生まれてきたのか」という気づきが腑に落ちてくるような感覚です。
・何が起きても、人生観が安定している人は、その影響をまったく受けることがないのです。けれども人生観が定まっていない人は、人から何か言われただけでも、落ち込んでしまったり、イライラしたり、起こったり、悲しんだりしてしまいます。
達観 その状態に立つと、強い。
私も、仕事で感情が動かされそうになったとき、
ヴィジョンシートを読み返して、思い出す。
●メンター
・大切なのは、あなたが憧れる存在です。あなたの憧れの基準が、そのままメンター選びにつながってきます。
・メンター選びで気をつけないといけないのは、幸せな人を選ぶことです。
メンターからは卒業する。
メンターからは卒業していい。
そして新しいメンターに学ぶ。
●出会い 親友
・いい人がいないという人は、たぶんたくさんの人数に会っていないからでしょう。サンプルが少ないために、いい人に出会えていないだけで、自分の交際範囲を拡げると、どんどん可能性は広がります。
・愛せる人に出会うには、行動範囲を拡げることです。これは、ライフワークでも同じことで、要はマーケティングなんです。たとえば、自分が理想とする相手なら、どこでごはんを食べるだろう? どこに遊びにいくだろう? どういう人たちと一緒にいるだろう? ということを考えて、そういった人が集まっていそうなところに行けばいいのです。
・人が親友になるときも、同じように、損得を超えて、とにかく与えたいというふうに思える相手になるかです。単なるガールフレンド、ボーイフレンドが、生涯のパートナーになるのと似ています。
・友人と親友の違いですが、友人は境界線を大事にします。嫌われたらどうしようとか、これって言いすぎかなと気になるときは、まだ友人関係です。ある意味で、健康的で社会的な距離があるといえます。それに対して、親友には「境界線」がありません。
・3日会わなかったらびっくりするぐらい相手が成長するというような関係を、親友やライバルと持つことができたら、これはすごく幸せなことだと思います。
私には、この部分が弱いのかもしれない。
でも、現代社会で妻を二人持つことができないうのとほぼ同じ理由で、
家族がある状態では、損得を超えて という言葉が簡単ではない。
みんなはこれをどうしているんだろうか。
●親との和解
・私が学んだ最新の心理学では、父親と和解できていると、キャリアを積んだり、人生でさあ何かをやろうというときに、感情的な抵抗が少なくなります。母親と和解できていると、いまの自分わ受け入れることが楽になります。創造性を育んだり、人生を味わう、楽しむということが自然にできるようになるのです。逆にいえば、自分は両親とは何の問題もないという人でも、その人のライフスタイルを見ると、どこが解け合っていないのかということがわかったりします。たとえば、仕事ばかりに人生を費やしてしまう人は、母親と解け合っていない可能性があります。仕事の方向性がわからない、お金がなかなか入ってこないという人は、父親と解け合っていない可能性があります。
・自分の家族の周辺を調べていくと、自分のルーツが、自分の才能と関係していることに気づきます。
なるほど…。
逆に現れ出た現象から、その人の人間関係を
見ることもできるわけか。
●若さ
・若いときというのは、自分の若さに気づけないのです。でも、30代以降の人は「もしも20代に戻れたら…」とみんな思っている。あなたはいま、その場所にいるわけです。
・私も20代の初め、お金がない時代がありました。そのときに、いまのこのお金がない状態を、一生の宝にしようと決めました。当時、私が住んでいた築40年のアパートにはお風呂がついていなかったので銭湯に行くわけですが、飲み会で遅くなったら銭湯はしまってしまいます。もう一生こんな不自由な生活はできないのだからと、その期間を毎日、いとおしむように暮らしました。いまではとてもいい思い出です。
・私は20代の頃、週日に会計の仕事をやり、週末には、セミナーの運営ボランティアをやっていました。そのおかげで、セミナー会社をやることになったとき、必要なことは、すべてできるようになっていました。
これは、20代だけではない。
おそらく、30代を見る40代50代でも、きっと同じ話なのだ。
私は、たぶんそういう場所にいるのだ。
●チャンス
・成功していく人は、そのときに、「実は、企画書はもう書いてあるのです」とカバンからサッと出すのです。
・「ああ、チャンスだ!」と思ったときに、準備を始めるようでは、もう遅いのです。
そのときのために、私も、
準備しておこうと、思った。