赤ちゃんに算数をどう教えるか

この本とめぐり合えて、よかった。
本当は、もっと早く、2年ぐらい前に読んでおきたかった。
でもまだ間に合う。
今これを知って、よかった。


付箋はまくり+メモしまくりなので、全部を引用することはできないけど、
その中でもとくにショックだった部分を以下に。

・小さな子どもは事実を教えられると、本能的に法則を引き出す
・使う言葉を変えると、子どもは当然ながら法則も変わったと思ってしまいます。
・算数もまたひとつの言語です。子どもはそれをほかの言語と同じように、読んだり話したりすることができるのです。
・私たち大人が教えられてきた数字というのは、数を表す抽象的な記号という以外には意味のないものです。子どもが得意とする実際の数は、実在そのものです。
・私たち人間は、英語もフランス語もドイツ語も、子どものときならなんの苦もなく習得できます。いっぽう、世界中のいかに複雑精緻な何万ドルもするコンピュータでも、ほかのコンピュータと縦横無尽に会話することはできません。なんと矛盾した話でしょう。
・教えることは、子どもに新しい情報という贈り物をするようなものです。テストするのは、その贈り物を返せと言うのと同じです。
・基本的に、テストは子どもを馬鹿にした行為です。テストの目的は否定的です。子どもが何を知らないかをあばこうとするためのものです。問題を解く機会を与える目的は、子どもが望むときに、自分の知識を披露する機会を与えることなのです。

今日さっそく、南青山の研究所に電話しみようっと。