ブルーオーシャン戦略

戦略的に勝ち続ける方法・・・ブルーオーシャン戦略

●ブルーオーシャンとは レッドオーシャンとは
以下、本の裏表紙から抜粋

差別化、低コスト、コア・コンピタンス、ブランディング・・・。これまで数々の「戦略」がもてはやされてきたが、ライバルと同じ市場で戦うかぎり、ぞれほど巧妙に戦略を練ったところでいずれ消耗戦を強いられることになる。血みどろの戦いが繰り広げられるこの既存の市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と呼ぶのなら、いま企業がめざすべきは、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場、「ブルー・オーシャン(青い海)」の創造だろう。

●この本への問い
インターネットはレッドオーシャンなのか?
起業で大切なことは、何よりもまず「参入タイミング」だという。
では、自分のいる業界がすでにレッドオーシャンだとしたら?
成熟期に入ってしまったら、どうやって新しい導入期をつくりだすのか?


●感じたこと
技術革新ではなく、バリューイノベーションであるということ。
そしてこの本は、それを体系的に、ロジカルに創り出す方法を教えてくれる。
・ブルーオーシャン戦略の6原則とは
・レッドオーシャンから抜け出すために欠かせない戦略キャンバスとは
・シンプルでわかりやすい、4つのアクションとアクションマトリクス
・市場の境界を引き直す6つのパスとは
・戦略をビジュアル化する4つのステップとは
・パイオニア、移行者、安住者のPMSマップとは
・非顧客層の3つのグループとは
・顧客の密集する価格帯とは
・改革の4つの壁を乗り越えるティッピングポイントリーダーシップとは
●こんな方のお勧め
あなたがマーケターなら、この本は発想法のヒントを与えてくれるはず。
あなたが経営者なら、この本は必読。
忙しい人は、挿絵をみるだけでも嬉しいはず。
 
●追記
この本、特にティッピングポイントのところで、もっとも危険だったニューヨークの街をもっとも安全な街へと変化させた、ニューヨーク市警察本部長 ビル・ブラットンを例に、「マネジメント」における、とても重要なアイデアが説明されている。
・意識のハードルをどう乗り越えるか
・経営資源のハードルをどう乗り越えるか
・士気のハードルをどう乗り越えるか
・政治的なハードルをどう乗り越えるか
これも必見。

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