大好き!が伝わるほめ方・叱り方

ほめ方、叱り方、悩みますね。
でもこれを読めばもう悩みません。
自信がもてます。


●子育ての要諦

<叱ることの意味>
「叱る」とは、子どもに腹を立てることではありません。子どもが、自分も他人も大切にできるように、1つずつ教えていくことです。
<ほめることの意味>
日本の子どもたちの自己肯定感の低さは深刻(日本青少年研究所調査より)
人間が生きていくときに、本当に大切な自信は、存在への自信です。能力への自信は、努力によってつけることができる反面、いろいろな状況で失うこともあります。勉強で失敗したり、スポーツで負けたりです。ところがそこで、「なにくそ」と思って、また立ち直ってがんばることできるか、「どうせ自分なんて」とあきらめてしまうかは、存在への自信、自己肯定感によるのです。
「こうだから好き」「○○だからえらい」という条件つきだけではなく、時には、何の根拠もなく、ほめる、肯定していく、そういうことも、私はあっていいことだと思っています。
「わがままを受け止めると、よけいに図に乗るんじゃないか」「悲しい気持ちに共感すると、よけいに泣き虫になるんじゃないか」と心配される人もあると思いますが、その必要はありません。一時的には、手がかかるようになるかもしれませんが、しっかり自分の気持ちを表現でき、受け止めてもらった子どもは、次第に気持ちのコントロールを身につけ、本当の意味で、強い心へと育っていくのです。

愛情によって、「存在への自信をつけてあげること」
この部分に、すべてのエッセンスが含まれていると思う。
●叱る前に考えるべきこと

親にとっては困ったことだが、人に迷惑をかけるほどではないこと
←集中力があるから
←好奇心旺盛だから
←探究心があるから
←経験知のアップのために
第一反抗期(第一自立期)
乱暴したくなる気持ちのもとにあるのは、実は悲しみだともいわれています。少なくとも、「親が甘いから、乱暴になるんだ」というのとは、違うことが多いです。
本当のことを言っているのに、ウソだと決めつけられて、傷ついた子どもを私はたくさん知っています。

ストレスがたまっている時、時間がないときに、つい怒ってしまうかも知れないが、いたずらや、子どもを叱る前に、それは本当に怒るべきことなのかを考える必要がある。この部分は、我が家でもずっと気をつけているが、改めて問題がないか反省してみよう。
●対応の工夫

4,5歳になったら、どうすればいいかを伝える前に、「どうすれば忘れ物をしないかな?」と、一緒に考えるようにすると、さらによいかも知れません。人から言われたことより、自分で考えて出した答えのほうが身につきやすいからです。
よくない行動は取り合わない+やめたらすかさず「やめてくれてありがとう」と伝える。

「ダメといわずにどうすればいいかを伝える」とか「取り合わない」というところは自然にできていたけれど、もう一歩踏み込んだこんな工夫があると知って、目からウロコだ。さっそく自分も対応をかえてみようと思った。。
●泣く子どもへ

泣き虫 … 人一倍、感受性が豊かで、敏感な、優しい子なのかもしれません。成長してから、りっぱな仕事を成し遂げた人が、実は小さいとき、人一倍泣き虫だったというのは、よく聞く話です。
「どうしても泣き声を聞くとつらくなる」という人もあるかもしれません。それは、お母さんがちょっと疲れているからか、あるいは、もしかするとお母さん自身が、泣きたい気持ちをガマンして、がんばってきた人だからかもしれません。自分が子どものころ、弟や妹が泣き虫で、「でも、私はお姉ちゃんだから泣いちゃいけない」と、がんばってきた。なのに、自分の母親はそんな気持ちに気づかず、泣いている弟や妹の相手ばかりをしていた….。そういう背景があったりします。

少し気になっていたこと、不安を見事に解消してくれた。
とくにこの部分は妻とシェアしておきたい。