わが子が本好きになるお薦めリスト付き
「本当の学力」は国語力が木曽になる!
“小論文の神様”樋口裕一、満を持しての教育論!!
学生の頃、この人の参考書で「小論文」を勉強した。
そんな人の書くことなので、ちょっと気になって手にとって見た。
書いてある内容は、一部を除きほぼ同意できるものだった。
新しい発見があったというよりは、巻末のお薦め本が、参考になったかな。
・大きくなればなるほど、テレビやゲームなど子供を誘惑する要素が増えます。それに目覚めてしまう前に、本の楽しさを植えつけるのです。「そのうち自分で見つけるだろう」という放任もけっこうですが、チャンスを逃さないため、親ができるだけ早く、多くの出会いの機会を子度に与えてやりたいものです。
・私も2人の子供が小さいうちは、休日にドライブがてらに本屋へ連れて行きました。どこかへ出かけるとなると、子供はとても喜ぶものです。そこで「好きな本を選んでおいで」と、一時間ほど自由時間ということにしました。親がつきっきりで本を選ぶのではなく、「自分が好きなものを買ってもらえてトクした」とか、「本屋へ行くと何か買ってもらえてうれしい」という”おいしさ”をまず、植えつけるためです。
・親は子供に、「読書として読む本」と「知識本」の両方を読ませてください。どちらかに偏るのではなく、バランンスよく読むよう按配してやる心配りが必要です。
コントロール的な表現で書かれているのがちょっといやだけど、
確かに、参考できる工夫では、ある。
・ただ殺意、暴力などが描かれたものは困りますが、「ちょっとした悪」を含んだものを、親は躊躇する必要はありません。人間は、悪いものを直視して、自分の心のなかにも悪意があることを知るのです。むしろ道徳的な本ばかり与え、無菌培養するほうが子供には不健全です。
潜在意識に直接内容がコピーされ「模倣」をする幼児期は、ダメだと思うけど、
小学生ぐらいになれば、無菌培養も避けていいのかも知れない。