家族を守る!! 放射性物質を除く食事

早わかり!図解 これさえ読めば、不安解消!!
最新今コレが危ない!! 調理法で放射性物質は減る!!
みんなが知りたい疑問55
知って安心

さらにもう一冊違う人が書いたものをみて確認。
さっそく妻と情報をシェアしよう。
すぐに引っ越せない状況にある人は、最低抑えておかなければならない基本。
外部被曝より、食べ物による内部被曝の方が、影響は大きい。

●放射性物質

・β線 ヨウ素やセシウム 鉄や鉛の板で防ごうとするとX線に変わり、かえって被曝が増えることがあります。
・ヨウ素131 揮発して遠くまで飛散する性質があり16京という巨大な量が放出されたが半減期が8日で80日もすれば影響はなくなることから新たな放出がない限り心配はない
・プルトニウム239 非常に重い物質なので原発の敷地外にはほとんど飛んでいない
・ストロンチウム90 沸点が1382度→気体化して遠くまで飛散することは少ないが、海に流れ出た汚染水から海産物に与える影響が懸念

何に注意すればいいのか。
ずばりセシウム。

●注意すべき食材

・セシウム137が1000Bq/kgの肉を300g食べた場合 → 1000Bq/Kg×0.3kg×0.000013mSv/Bq(セシウム137の実効線量係数)=0.0039mSv
・移行係数 サツマイモやジャガイモなどのイモ類は比較的高く、ブドウやリンゴ(根張りの深い果樹)などの果物は低め。セシウムは地表近くに留まる為。
・魚類の濃縮係数100に対して…ブリ112/スズキ98/スケトウダラ97/マダラ77/ヒラメ68/マタイ54/アイナメ51/マカレイ31
・ベリー類の汚染 木イチゴは細かい種がびっしり実に詰まっているので、セシウムが種に入りこみ、汚染濃度が高くなったと思われる
・日本で市販のイチゴはビニールハウス栽培が中心なのでほとんど問題なし。
・果物 セシウムがたまるのは皮と種 果樹は根が深いので地表近くにたまるセシウムの影響を受けにくいが、H24以降の果物は種に濃縮されている放射性物質に注意。種は小さなものでもなるべく食べないようにする
・玄米から糠や胚芽を精米して白米にするとセシウム137は65%、ストロンチウム90は70~90%除去
・野生キノコが危険。(腐生菌 枯れ木や落ち葉から生えるナラタケ/ヒラタケ/ナメコなど と 菌根菌 土から生えるマツタケ/チチタケ/ホンシメジなど)

以下の情報を得た。
種を食べてはいけないということ
ビニルハウス栽培は比較的安全ということ
キノコは種類によって注意するということ

●放射能対策の食事

・セシウム対策にカリウムの摂取が最も有効 一日の目安=男性2000mg,女性1600mg
★食品100gあたりのカリウム含有量(単位mg)
  1.果物  干しブドウ740/アボガド720/栗460/バナナ360
  2.木の実 ピスタチオ970/落花生770/バターピーナッツ760
  3.海草  乾燥昆布5300/素干しワカメ5200
  4.野菜  ホウレンソウ(ゆで)490/かぼちゃ480/まつたけ410
  5.イモ類 里芋560/サツマイモ540/じゃがいも340
  6.豆類  きなこ1900/納豆660/インゲン豆(ゆで)470
  7.魚介類 煮干し1200/スルメ1100
  8.肉類  ビーフジャーキー760/生ハム470/鶏ささみ420
・ストロンチウムはカルシウムの摂取で防ぐ 一日の目安=男女とも600mg
★食品100gあたりのカルシウム含有量(単位mg)
  1.乳製品 プロセスチーズ630/カマンベールチーズ460/牛乳110
  2.魚介類 煮干し2200/桜エビ(素干し)2000/ひじき(乾燥)1400/しらす(半乾燥)520
  3.その他 油揚げ300
・放射性物質の影響を軽減するには、「除去」のほかに「予防」がある。
  1.植物由来栄養素(カロテノイド/ポリフェノール)
  2.ビタミン類(なかでもA/C/E)
  3.セレン
・セシウム排出を促すリンゴペクチン→ピタペクト
・アルファリポ酸で放射線障害を抑制できる可能性

これがとくに役に立つ情報。
別途表にしてまとめて冷蔵庫に貼っておこうと思う。
サプリも工夫しなければ。

●調理方法

・表面汚染の除去実験では、冷水30%に対し、ぬるま湯で洗うと70~80%まで上昇。さらにぬるま湯に中性洗剤を溶かすと99%除去されたという結果報告
・肉類は塩に漬けると、放射性物質が浸透圧によって水分とともに出て行き、同時に旨みも保たれる
・卵はセシウムは白身に集まる

●その他

・喫煙は、それ自体が年間被曝量2000mSvに匹敵する発ガンリスク
・低線量の放射線が体に良い影響を与える「ホルミシス効果」説の存在(ラジウム温泉やラドン温泉)玉川温泉の岩盤源泉では1~15μSv
・WHOは、携帯電話の電磁波の発がん性は、限定的ながら可能性がある、との勧告を出している。各国では子どもの携帯電話の使用を控えさせる、イヤホンを使うなどの対策
・事故当時の子どもが15歳以上になってから発症するケースも後を絶たない(チェルノブイリ : 4~5年後に子どもには稀だった甲状腺ガンの発症が増えた)

放射線対策で西日本に引越すのはよいとして、
でも外食する場合や買い物する場合、田舎では、
都心のように分煙が進んでいない可能性もある。
そこが副流煙でニコチンを多く吸ってしまう環境だったら本末転倒だ。
よく注意しなければ。
あと携帯電話も。

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