世界の路上に落ちていた言葉
放浪しちゃえば?
南極から北極まで気の向くままに数十カ国を旅して歩いた、
約2年間の世界一周冒険旅行の記録
今いる場所をもう一度みつめてみよう
…なんてと思うとき、この人の言葉に戻ってくる。
・部屋の床に座り、眼を閉じて、呼吸を整え…というのが、どうもスタイル的にピンとこなかった。そこでね俺は俺なりの「瞑想」~高層ビルのカフェでおいしいコーヒーを飲みながらぼーっとする~を始めた。
・演技しなくていい。
テンションをあげなくっていい。
リラックスしたふつうのオマエを見せてくれ。
リラックスしたふつうのオレを見せるから。
要は「オレとオマエ」であって、
ひとつふたつの言葉や行動で、
オマエを判断しやしないさ。
オレは審査員じゃない。
トモダチなんだぜ。
・他人のルールに縛られる人間を「家畜の豚」という。
自分のルールを持たない人間を「快楽の豚」という。
どっちにしても、オレは豚が嫌いだ。
・心のないボランティアよりも、心あるバーテンダーのほうが、
世の中に役に立っていることが多い。
心のない政治家よりも、心ある掃除のおばちゃんのほうが、
世の中の役に立っていることが多い。
・たくさん食べることはない。
一匹の魚を骨まで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おいしさ」がわかるから。
たくさん読む必要はない。
一冊の本を文字が溶けるまで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おもしろさ」がわかるから。
たんさん愛する必要はない。
ひとりの人を心ゆくまで愛してごらん。
そのほうが、本当の「愛」がわかるから。
・暇なんだけど、とっても充実している。
なにもしてないんだけど、すべてがあるような気がする。
リフレッシュでもなく、充電でもなく、ニュートラルな時間が過ぎていく。
今日も、どこかの島で、最高の時間を。
・NO RAIN NO RAINBOW
・大切なことに気づく場所は、いつも、
パソコンの前ではなく、青空の下だった。
・日本という国の時間の流れの中で、
自分の道をきちんと歩きつづけるためには、
「自分と向き合う時間」を意識的に創っていく必要があるな。
今、本当に家族で世界を歩いている。
この話を前にきいたとき、
自分で自分を縛りつけていた、
狭くて固い観念が、はじけた。