ブログ・イベントで女性をトリコにする
女性の心をつかむマーケティングが流行をつくる!
好きなトレンダーズ経沢さんの本なので手にとったもの。
2007年だから5年前のものだけど、
まぁ原則はかわらないんでしょうね。
カンカクを鈍らせないために、たまにビジネス書を読む、
そんな感じ。
●ブログがお金になる目安
・あくまでも目安ですが、個人のブログにおいて1日のPV数が1000を超せば、月間3万PVとなりひとつの媒体としての力を発揮しはじめ、その影響力は相当に協力なものとなります。言い換えれば、その人の背後には1000人のサポーターがついており、その人がブログに書き込む情報を1日1000人が目にするということです。
PV1000というのはなかなかな数字だけど、
Twitterやfacebookなどを連動させれば、今の時代、難しくないのかも。
●広告(プロモーション)とブログの違い
・広告宣伝はあくまでも打ち上げ花火のようなものです。瞬間的な効果は絶大かもしれませんが、その後持続させるのは難しいです。しかし、消費者と同じ目線で発信し続けるブログは瞬発力はないにしても、その分、継続することによってじわじわと、確実に企業名や商品を広めていくことができます。
後半の本の書きっぷり(PR中心の話しにシフト)をみると、
ブログはPRツールの一つ。プレスリリースの手段にするべきということなのだろう。
でもこれってよく考えると当たり前の話で、
ブログにPR以外のことをやらせようとして、
例えばパーマネントに検索され紹介したい内容を書くというのは、
リストかされてないという意味で、情報が埋もれてしまって大変なことになる。
だからやはり、ブログは起業の場合はPR手段として、
そして個人ユースの場合は「流れていくタイムライン」なのだから、
ニュースやtweet同様に、一度限りで流れていくもの、
あるいはメールの代用か、Logの記録用途として割り切るのが、よいと思う。
●マスコミとの関係
・番組に応じたさまざまな人探しを頼まれることがあります。そういったときには喜んで、できる限りの協力をさせていただいております。もちろん、どれほど手間や時間がかかってもお金はいただきません。それは単なるビジネス戦略上ではなく、いつもお世話になっているマスコミの方々へのささやかな恩返しです。
・ただマスコミを利用して企業プロモーションをしたい、と利己的なことばかり考えている企業は、長期的に良いリレーションシップをとることは難しいと思います。マスコミが記事として取り上げる理由は、その会社を応援したいという意味だけではなく、その会社を取り上げることによって読者の方の役に立つとか、社会に届けるべき情報だからというのがあります。
・マスコミという世界でも、常にリサーチャーと呼ばれる人たちがニュースや特番のネタ探しに日本中、世界中を奔走しています。しかしながら、立ち上がったばかりの小さなベンチャー企業や広報活動をまったくしていない企業の情報はほとんど入ってきません。ですので、そのアンテナに引っかかるようにリリースを送り続けるのです。そうやって、こちら側から何かアプローチをかけていかない限り、接点は生まれません。タイミングや運もありますが、要はマスコミのアンテナに触れれば良いのです。
ただし、腐りきってしまったテレビキー局を想像すると、
ちょっとおかしなことになりそうなので要注意。
ここでいうマスコミというのは、新聞社とか雑誌社と考えれば、理解できる。
そして自分も、そういうところとだけ、関わりたい。
●ブランドシェア
・自社のマスコミ内認知度をしっかりリリースによって作っていくことが大切なのです。何度も何度も自分の会社のアピールポイントをリリースして、「○○のことなら、□□会社に聞いてみよう」と認知されれば、そのキーワードの場合には、かならず取材依頼が入るのです。
・まずマスコミに取り上げてもらいやすくするためには、何かの分野でオピニオンポールをとることです。言い換えれば、どこかのジャンルで「オンリーワン」の存在になることが必要です。そのためには、連想ゲームのように、「この分野だったらこの会社」、「○○だったら××(社名)」といったものを作り上げることが大切です。
・ある分野で自社がナンバーワンでなかったとしても、オピニオンポールをとってマスコミに広くその存在をアピールしてしまえば、その陣地をとったも同じです。ビジネスはある意味、戦国武将たちの陣取り合戦に似ているかもしれません。
このやり方(話題性)の力で、
トップではないのにブランドシェアでトップをとった人、けっこういる。
逆に言えば、消費者というのは、結局その程度で選んでしまうということなのだ。
だからこそ、ベンチャーにも、チャンスがある。
●その他
・どのような媒体でも、必ず信頼して購読している読者がいて、その媒体が長く続いている理由があるのです。そこがスタートとなり、徐々にさまざまな媒体から取材の依頼が舞い込んでくるケースも多々あるのです。
ある媒体をターゲットにする時には、その読者層を把握するのが基本。
それもわからず自分の勝手なイメージで広告するのは、ちょっと危険だ。
また、Mr.Xがいうように、売れている雑誌に広告を出している商品というのは、
その広告費以上の利益を出している商品だということ。