ただ、顧客のために考えなさい

プルデンシャル営業力の秘密 – THE SECRET POWER OF SALES
伝説を生み出すプロフェッショナルたち
最強の営業社員、組織とは?

●この本を手にしたきっかけ
友人がプルデンシャルのライフプランナーに転職した。
自分も子供がうまれ、生命保険というものを真剣に考えたくなってきたので。


●印象に残った部分
(p175) 教養の重要性に触れて
もっとも怖いのは、それが誤った判断であることに自分自身が気付かないことです。例えば、非常に偏った情報しか入ってこない人、あるいは広範な情報があっても一部しか理解できない人は、自分の判断をさらにジャッジするモノサシを持ちませんから、誤ったジャッジをしていること自体に気付かないのは当然です。
(p194)報酬制度(C=C Contribution=Compensation)に触れて
採用の面接で「報酬はどれぐらい欲しいですか?」とききます。皆さん、現在の収入を考えて、プルデンシャルに転職したらこれくらい欲しいと希望金額を言います。その時、私は、中途半端に低い金額を言ってくる人には、「それなら、うちに来ないほうがいいですよ。今の職場でキャリアをさらに積むことをお勧めします」とはっきりと言います。理由は簡単です。その人の提示してきた報酬の希望額は、その人のライフプランナーとしての貢献度の可能性をそのまま表しているからです。
(p209)
不安は放置すると不満に変わります。不満はそのうち敵対に変わるのです。ですから、ネガティブな状態が見えたらすべて不安のうちに摘み取らなければなりません。
●得られたこと
心理操作やテクニックばかり操作主義のセールス技法が流行る中、本当のセールスとは何なのか。売るとは何なのか。そんなことに悩んでいる人は、是非読んでみるべきです。

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