「笑えて」「泣けて」「タメになる」エンターテイメント小説!
水野敬也さんて、確かプチリタの石井さんのパーティにいったとき、ミズノンノとかいって紹介されていたような記憶があります。
「ウケる技術」がおもしろいなーと思ったのはつい先日。あまり時間も経っていないのに、テレビドラマ化されるほどのこの小説。さっそく手にとってみました。
この本はなぜか、さらっと読みすすめてはいけないような気がしていて、
一気によまずに、一生ずつ、課題をこなして読んでいきました。
気になったセリフ、ぐさっと突き刺さった言葉を以下に抜粋。
・「世の中のほとんどの人間はなぁ、『反応』して生きてんねや」
・「親は息子の声が聞けるだけで安心なんかもしれんで。『愛の反対は憎しみやない。無関心や』いうやろ」
・「人は、自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まるんや」
・「成功したいて心から思とるやつはな。何でもやってみんねん。少しでも可能性があることやったら何でも実行してみんねん。つまりやな、『バカバカしい』とか『意味がない』とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないっちゅうことやねん。『やらない』という行動を通して、成功したくない自分を表現してんねん。」
・「小学生のころ、『やりたいことが見つからん』て自分、悩んどったか?『これ、やりたいことなんかな?』なんて迷わずに、すぐにやってたやないか。」
・「けどな、そん中でも自分らが一番やるべきなんはな・・・『やらずに後悔していること』や」
・「自分が仕事で幸せになりたかったら、自分が一番好きな『作業』を選ばんとあかん。どんだけでも続けられる一番好きな『作業』を仕事にするんや。それが仕事の正しい選び方や」
・「自分の夢を誰に話しても恥ずかしゅうない夢に育てていって欲しいねん」
・「自分の持ってる隠れた才能の可能性を見出すために、何か世の中に働きかけることがあったとしたら、それは全部『応募』なんや。」
・「自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかも分からんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや」