なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか

有罪確定した著者。
結果かどうであれ、その理論において学ぶべき点はある。
後半部分、やや感情的というか論理の飛躍を感じる部分があるのを否めないが、
それを差し引いても、貴重な一冊だとは思える。


●女性が自己受容することの重要性

・女性はかわいいものを所有したり、きれいなものを身につけることで、それと自分とを同一視し、かわいいものと自分とをドッキングさせることでより強く自己受容しようとするのです。男性にはこういう発想はありません。
・自己受容のできない女性ですと、相手の男性をも受け容れることができません。ああ、自分はかわいいなぁ、捨てたもんじゃないなぁ、と自己受容している女性だけが男性の応援団になれるのです。「この女性は自分の応援団になってくれそう!」という予感のする女性に男性は惹かれるのです。そのよかんが強烈な魅力になるからです。
・女性が不機嫌になっただけでも男性は自信を失い、そして傷つくものです。男性とは、女性に悦んでもらいたいと願う動物だからです。女性が悦ばないと、自分が責められているように感じます。また、自分がダメな男に見えてくるのです。男性としての自信も失います。中には、自信を失ったイライラが高じて、女性に暴力をふるう人もいます。
・女性の場合の自己受容とは、女性性の受容がメインなのです。つまり、「ああ、自分は女性であってよかったなぁ」「女性に生まれてきてよかったなぁ」という体験をすることです。(そのためには)特に父親から愛されることが重要です。男性である父親からかわいがられると、ああ、女性に生まれてきてよかったなぁ、と思えるからです。自分の性を意識して悦んでいるわけではありませんが、無意識のうちに自分の女性性を受け容れているのです。
・女性を神にするのはあくまでも男性です。男性が起点です。夫が妻を愛すると、妻は娘を愛します。夫もまた娘を愛します。その結果娘は、身の周りの多くの老若男女からも愛されやすくなります。実際愛されて神々しくなります。神々しくなった娘から応援された若い男性は、ますます女性を愛せるようになります。

結婚や異性がいい意味でも悪い意味でもレバレッジになる理由がよくわかる。
妻と出会ってから今までの数年間、その意味がわかった気がする。
ビジネスや夢や成功哲学より前に、まず、
パートナーシップやコミュニケーション、家族関係を含む催眠の解除、
潜在意識への介入を伴うトラウマの解消を重視したステップ。
それはとても大きな意味があった。これからのベースとなる。
パートナーにかかわる課題をクリアしたことが、
まわりまわって私のセルフイメージを強め、高め、自尊心と自信につながる。
やっと、次のステップだ。
●女性にとっての父親の重要性

・殴られる前に暴力男を見分ける女性… 男運が悪いのではなく、ちゃんと見抜いて近寄っていくのです。見抜いたことを本人が意識できないだけです。
・二股かけられても怒らない女性、ウソをつかれても怒らない女性…実父から愛されず、軽くあしらわれながら育つと、「軽く見られることがホンモノの愛情だ」と自分に言い聞かせて生きてしまう
・誰を応援したいかということを決める最大のポイントは、父親と同等かそれ以上に自分を愛してくれる男性かどうか、ということです。父親から愛された量が基準値となるのです。ですから、女性は、父親から愛されれば愛されるほど、愛情深い男性と結婚しようとします。つまり、「幸せな結婚をする」ということです。このことは、男性側からすれば、最大のライバルが恋人の父親となります。父親と同等かそれ以上の愛や智恵や勇気が必要だからです。それがないと娘は自分に心を動かさないからです。実際、女性は、父親からもらた愛情と同じ気持ちよさを求めようとするのです。
・女性にとって父親とは永遠の恋人なのです。しかし、逆もまた真なりで、父親から愛されなかった女性は、同じように自分を愛さない男性に魅力を感じます。
・女性は、幼少の頃から、自分の家族が世の中の標準だと思ってしまう傾向が強いのです。

この話は、本当にそのとおりだ。
シングルマザーの娘がシングルマザーになるケースも、これだろう。
呪縛から逃れられない人は、とても多い。
●男性の不安

・男性は社会の中で自分の位置が不明瞭だと精神的に不安になるのです。でも、女性にはこういう不安がほとんどありません。
・男性は、必ずしも経済的な不安回避のためだけに地位がほしいのではないのです。社会や会社の中での自分の位置づけがしっかりしていないと、精神が不安定になるのです。だから地位をほしがるのです。見栄のためだけにほしいわけではありません。

これは、早い時期にクリアできたのかも知れない。
20そこそこの時にその課題を与えられたことで。
●女性の不安

・女性はどんな不安を持っているのでしょうか。オンナとしての魅力、つまり性的魅力がないのではないか、という不安です。自分を見て男性が興奮してくれるかどうかです。勃起してくれるのかどうか、という不安です。勃起してくれなかったら、女性は非常にショックを受けます。男性が性的に不能になったのと同じくらい、いえ、それ以上のショックです。
・自分を守ってくれる騎士がいないという場合は、女性を不安にさせます。じ「誰にも守ってもらえないような価値のない自分では、この世に存在する価値もない」と考えてしまうからです。女性は、自分で自分の命を守れないから不安になるのではなく、「誰からも命がけで守ってもらえない自分」に不安を感じるのです。
・誰も自分の幸福に関心がないという状況は女性を不安にさせます。「夫は私に無関心で困る」という主婦の訴えは、夫が自分の心の状態に無関心で困る、という意味です。妻の顔や体に無関心ということではありません。妻が幸福に生きているかどうか、ということに無関心で困る、という意味なのです。
・女性は、誰ともつながっていないことがとても不安で、かつ、恐怖です。男性も孤独はイヤですが、女性はその10倍も100倍もイヤなのです。

男性の前でむやみに裸体をさらさないという意味も、
実はこの話につながるのだと思う。
それが自然になってしまえば、男性も勃起することはなくなる。
女性はそのことに自信を失う。
男性からすれば仕方のないこと、でも女性にはその意味がわからない。
●性差とすれ違いのしくみ

・女性に「フロントホックブラって知ってる?」という質問をすると、「うん、知っている、前で留めるヤツね」と言います。男性に同じ質問をすると「うん、知っている、前ではずすヤツね」と答えます。
・なぜ、男性は女性の不快感がわからないのでしょうか。それは、経験がないからです。男性は、女性にさわられて不快な思いをしたことがないのです。
・女性の言う「みんな」とはたいてい三人である。自分が親しくつきあっている女性三人、という意味での「みんな」であることが多いのです。
・「自分が彼を思うように彼からも思ってもらいたい」「そういう思われ方こそ真実の愛だ」と思い込んでしまうこと…好きな相手と気持ちよかった感情を四六時中思い出すというのはあくまでも女性の方法 自分がそうだからと言って男性にもそうしてほしい、と願うのは酷というものです。男性はもともとそういうことが不得手なのです。女性のように、しっかりと快の感情を記憶するわけではありませんので無理なのです。また、過去の快の記憶を連鎖反応的に思い出すことも不得手ですし、まして、快で頭がいっぱいになるというようなこともありません。女性は、自分と同じ心理状態を男性に望んではいけないのです。
・女性はどこで何を見たかよりも、どのくらい楽しかったかを優先して記憶しますので、楽しかったことはよく覚えていますが、何をどう楽しんだのか、どんなルートで観光スポットを回ったのかなどの情報はどんどん忘れていきます。
・男性は、社会の中で自分の精神の安定を図ろうとする宿命を負った動物ですから、どんなに気に入った洋服があっても、仕事着となれば、万人から嫌われないものを優先して買おうとします。一方、女性は、自分が愛されたいと思う少数の人から愛されれば満足できますので、自分が気に入った洋服を積極的に買おうとするのです。自分を愛してくれる人々からさえ嫌われなければされでいいからです。社会の全員から嫌われないようにという配慮はあまりしません。
・女性は、入ってきた情報を、無意識に二分します。愛されることに有用な情報と、それ以外の情報です。それ以外の情報は、記憶に残そうとはしません。
・悦びの共感しか絆を感じさせることはありません。

確かに、痴女にあっても、それほど不快感は感じなかった。
でも、少年の頃、男性に痴漢されたことのある自分としは、その感覚がよくわかる。
男性の場合、女性に触られて不快に思うことはできなくても、
同姓に触られることで不快感を感じることは、できるかもしれない。
それで、セクハラを理解する助けにはなる。
女性と男性の記憶の差を理解すれば、
旅行の記録をふりかえったときに出てくるすれ違いを、
そんなに心配することはない。
●別れ話

・男性が説得をなかなかやめないもう一つの理由があります。それは、女性はしませんが、男性は過去の自分の感情をのちに変えるからです。つまり、過去のある事実に対して、もし当時、不当に悪く解釈してしまっていたとわかったら、男性は当時感じた不快感を訂正するのです。男性にとって、「感情」は、絶対的なものではありません。解釈によってどうにでもなる「あやふやなもの」です。そのため、男性は、女性にとっての感情もあやふやなものだろう、と考えてしまうのです。うまいこと彼女を説得すれば、「別れたい」という気持ちを変えてくれるはずだと思ってしまうのです。しかし、残念ながら、女性は過去に自分が感じた気持ちをあとでひっくりかえすことはありません。よほどの大きなカン違いでないかぎり、ある男性から不快感を感じたとしたら、死ぬまでその不快感を訂正することがないのです。
・女性の「別れる」という決意は、過去において男性から受けた感情のすべてを動員した結果導き出したものです。よくよく考えたうえでの結論ですので(総合的に思考し、パッと結論を出したのですが)、ちょっとやそっとの説得には応じないのです。ガンコなのではなく「自分が感じた快-不快という感情の裏付け(根拠)」がちゃんとあるのです。

若いころ、よりを戻したいと思ってあれこれ頑張ったことがある。
でも、それはほとんど無駄な努力なのだ。
いや、この心の仕組みを理解していれば、ある程度までどうにかなるかも知れないけど..。

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