The Breakthrough Experience
一瞬で人生の答えが見つかる
全世界数百万人の人生を変えたディマティーニ・メソッドのすべて!
この法則に従うとあなたの夢はかなう!
昨日に続けて、”現代の哲人” ドクター・ディマティーニをもう一冊。
とくに結婚や人間関係、ソウルメイトについて語られている部分について、
大きなインスピレーションを得られた。
著者と訳者に感謝したい。
●すぐにできること/ActionPlan
・私が4歳のころ、夜に母が私を寝かしつけながらこう言いました。「眠る前に、あなたがどれだけ恵まれているか、よく考えてみましょうね」
・必ず書くことです!紙に書き留めないとそのままになってしまいます。夢に関する限り、重要なのは長い記憶よりも短い鉛筆のほうが役に立つのです。
・ある音が右側から聞こえてきて、それと正確に対照的な位置にある左側の地点からも音が聞こえてくるときに、2つの音の周波数、デシベル値、距離、角度がまったく同じであると、脳は2つの音を区別できません。耳は機能するのをやめ、自分の中心にある内なる声を聞いているような感覚、両耳融合を経験します。ほかの感覚器官でも同じ現象が起こることがあります。両耳、両目、両運動感覚の融合です。
・悲劇は「自己正当化」している人を癒します。人を謙虚にして、自分の中心に戻すからです。喜劇は「自己卑下」している人々を元気づけて自分の中心に戻すことで、彼らを癒します。
・人生の7つの領域すべてをあなたの目的と関連づける。
・自己実現のための7つのクオリティ・クエスチョン
1)私が無条件に好きな(やりたい)ことは何だろう?
2)どうしたらそれをすることで、良い報酬を得られるだろう?
3)やりたいことを始めるための、今日できる優先度の高い7つのアクション・ステップ(行動段階)は何だろう?
4)私が出くわす可能性のある障害は何だろう? どうしたら前もってそれに対処できるだろう?
5)今日うまくいったこと、うまくいかなかったことは何だろう?
6)どうしたらもっと効果的に大好きなことができるだろう?
7)今日の体験は、ポジティブなこともネガティブなことも、全部ひっくるめて、私の目的にどう役立っただろう?
ディマティーニメソッドに限らず、問いを音声で寝る前に聞くのはよいかも知れない。
それから、考えてみたら高校時代の学校の勉強は、みんなそのように自然に関連付けていた。
自分の目的と関連付ける。またやればいいんだ。
●Mindset
・ふつうの人は見てから信じますが、人生の達人は信じてからそれを目にします。
・「世間がお前から奪えないものが2つだけある。愛と知恵だ。愛する人はいなくなることがあるし、金もなくなることがある。たいていのものは奪われる可能性がある。だが、お前の愛と知恵だけは誰にも奪えない。それを覚えておくんだ。」
・あなたがやりたいことを明確にすると、何が起こるでしょうか? あなたを目覚めさせ、あなたに確かな夢を抱かせるためなら、宇宙はどんなことでもします。自分の心を見つめ直して、何が起ころうと、誰に出会おうと、どんな状況や試練や障害が立ちふさがろうと、すべてが夢を叶えるために必要な経験だと考えられるとしたら、失敗することなどありえるでしょうか? 夢にすべてを捧げた瞬間、宇宙はあなたに必要な支援と試練をもたらします。良いこと、悪いこと。元気づけられること、骨の折れること。平和的なこと、対立的なこと。協力的なこと、競争的なこと。楽しいこと、苦しいこと。 – たとえ何が起ころうとも、それを受け入れましょう。それがどう役に立つのかを理解できれば、あなたは成功するしかないのです。
・不安な自分は、ひとかどの人間だと思っている私の一部と釣り合いをとっているのです。私は不安を感じると、感覚を自分の人生の目的と再度結びつけて、そうした不安がどんな意味でこの長い
旅の推進力になっているかを考えます。
・贈り物に感謝する人には与えつづけたくなるのと同じように、宇宙もまた贈り物に感謝するあなたに与えつづけるのです。
・私たちがここにいるのは、一方に偏るためではなく、幸福になるためですらありません – 私たちは愛するためにここにいるのです。
・人生の達人は、与えることが神話にすぎないと認めてそれを超越しています。与えることはある種の交換と変容にすぎないと知っているからです。人生の達人は公正な取引を理解しており、正確なバランスという意味においては、受け取ることなしに与えることはできないと知っています。
・偉大な才能を発揮する人たちにはある共通の特徴がありました。彼らはみな自らの内なるヴィジョンと内なる声を信頼しており、そのおかげで、ほかの人々が気づかずに通り過ぎてしまうことを見たり聞いたりしていました。
とくに、不安に対しての考え方が、とても学びになる。
まずはそれを認めることなのだ、ということだろう。
また、幸福ではなく愛をという部分も、とても好きだ。
●宣言/自尊心
・人々はあなたに対して、あなたが無意識に自分自身を扱っているのと同じように振る舞います。誰かがあなたに対して型にはまった態度をとったとしたら、それはあなた自身が自分に対して、型にはまった考え方をしているからです。ですから、人生を変えるいちばん効果的な方法は、自分自身に対して抱く考えや感情を意識的に自覚することです。
・他人が自分のことをどう思っているか(あるいは自分自身に対して抱く幻想)に一喜一憂するのを自分に許した瞬間、あなたは無力になります。相した状態にとらわれていると、天性の才能を十分に発揮することができません。一方、バランスがとれて目覚めている精神状態を実現するとたちまち、あなたを通して大いなる力が働くようになります。
・『私は天才である、自分の知恵を活かす』体の細胞の一つひとつが納得すると、世界も納得する。だから毎日欠かさずに口に出して唱えなさい。
・自分自身を取捨選択すればするほどに、人から受ける好意や敵意は大きくなり、本来の自分をそのまま見せれば見せるほど、返ってくる愛は大きくなります。
・たとえ自分の中に気に入らない部分があったとしても、それを誰に知られてもかまわないと思えるなら、そのときのあなたは間違いなく自分自身を愛しています。自分自身を愛していると、誰も攻撃してきたりしません。どんな分野であれ自分自身を責めている部分があれば、自然の成り行きで人からも責められることになるのです。
・自分自身の価値を認めるまでは、他人が認めてくれると思うな
私は天才である。自分の知恵を活かす というマントラ、
こういうものが、今すべての人にとって必要なマントラなのだろう。
私の場合は、私がリーダーシップをとるべき人たちに必要なマントラを理解し、
そしてまた、自分にとって必要なマントラを自分が引き出しす必要がある。
●動機
・人を動かす要因は3つあって、まず、挙げるとすれば、苦痛を避けるためと、快楽を得るための2つです。せっぱ詰まった感情が動機になるわけです。3つ目の要因であるインスピレーションは、ほかの2つよりもはるかに強力です。インスピレーションによって動くと、報酬や利益だけでなく、代償や困難をも糧にしてやり遂げることができるのです。インスピレーションを感じると、目的のために苦痛も快楽も受け入れられます。
・先延ばし(夢を生きるのを遅らせること)は、主に次の3つのことに起因しています。
1)目標を細分化していない
2)偏ったものの見方に惑わされている
3)夢が自分の最も大切な価値観や目的とつながっていない、または調和していない
私は、インスピレーションによって動いているだろうか。
快楽を得るためや、苦痛を避けるためだけに生きていないだろうか。
自問してみる必要がある。
●ライフワーク – 明確なヴィジョン
・2つ目の秘密は、最大効率の法則です。人であれ物であれ、その目的を果たしていないものは自然に衰えていくことです。目的を果たしていない物質も宇宙によって利用されているので、拡散し、自らの使命を進んで果たそうとする人のところへと再分配されます。滅びるものは、よりすばらしいものを生み出すのですから、目的意識を明確にしておくことが絶対不可欠です。
・インスピレーションを感じられず、自らの使命を意識していないとしても、やはりあなたは宇宙の秩序における自らの役割を果たしています。目的を持っていないと感じても、問題はありません。ただ、これだけは知っておいてください。あなたの資源、エネルギー、生命は、インスピレーションを感じて目的意識を抱いているほかの誰かに分配されます。
・人生とはおかしなものです。自分が求めているものすべてをすでに手にしていると気づいた瞬間、宇宙はそれをあなたに与えてくれます。何かを持っていないと思うまさにその瞬間、それは遠くへと去っていくのです。
・あなたは人生の7つの領域のそれぞれを確立するための責任者で、必要な人材が与えられています。あなたが詳細を決定すればするほど、実行するための人員が確保されます。あなたが詳細を決めないと、スタッフは何をどうするべきなのかわかりません。はっきりしない状態では十分な仕事がないため、スタッフを解雇しなくてはいけなくなります。
・ひどく野心的な計画を立てたり、まったく非現実的な期限を設定する人もいますが、それは尊大な「自己正当化」のペルソナに惑わされ、心を開いた真の存在を無視しているからです。インスピレーションから生まれる、はっきりとしたヴィジョンは必ず実現します。
・「これが私のやりたいことだろうか?」と自問しなくてはならないなら、それはあなたのやりたいことではありません。むしろ、「自己正当化」のペルソナか「自己卑下」のペルソナが設定した大げさな目標化、低すぎる目標です。
・人生で何を持ち、何になりたいかを特定していなければ、何をやりたいかわからない場合と同じく、宇宙はあなたが予期しなかったものをくれることでしょう。
私というリソース、私の才能というものが、
他の、明確な夢をもった人のために再分配されてしまう状態。
それがまさに、「サラリーマン」なのだろうと思う。
私は、誰かの人生ではなく、自分の人生を生きたい。
●二元論の超越 – 物理学的な考察と裏づけ
・いつか方法がわかったら、妻と子どもにどれだけ愛しているかを伝えよう。いつか状況がよくなったら、ビジネスを始めよう/旅行をしよう/書きたいと思っている本を書こう。「いつか」という島のことばかり考えていても、その島は実在しません。充実した人生を送るために必要なものは、すべていまこの瞬間に、あなたの手の中にあります。いまあるものに心から感謝すれば、あなたはそのバランスに気づくことができるのです。
・意識とは、何らかのかたちで光の荷電粒子が集まったものだと言えるなら、それは人間にとって何を意味するのでしょうか。私がたどり着いた結論は、精神の謎と光の物理学は、波動関数(完全な量子状態)の崩壊に関係しているということでした。
・自分自身を正の感情と負の感情に分離するたびに、あなたの光は散乱して、潜在的エネルギーが浪費され、あなたという安定した真の存在から力を奪っていきます。これと同じように、あなたが自分自身を過去と未来に分割してしまうと、あなたはもはや現在には存在しなくなるのです。バランスのとれた感覚を取り戻して、ものごとが実際にどう存在しているのかを知るとき、あなたは逆のプロセスを経験します。過去と未来は、愛情に満ち、すべてを包含する状態である現在に吸収されて消えます。
・時間は過去と未来で構成されていますが、過去や未来は、決して、「いま、ここ」に存在することはできません。過去は記憶で構成され、根底には感情があって、罪悪感というラベルが貼られた感情に最も支配されています。未来は想像によって構成され、過去と同じく根底には感情があり、恐れというラベルが貼られた感情に最も支配されるのです。あなたの真の魂である愛に満ちた本質は、空間と時間に制限されない、「いま、ここ」にある存在です。過去や未来に向けた感情にとらわれているとき、あなたは潜在的エネルギーを浪費しています。そうではなく、「いま、ここ」に愛に満たされて存在するとき、あなたは揺れ動くエネルギーを再び統合して、新しい創造の可能性に満ちた量子状態を生じさせることができます。
量子論との対比はとてもおもしろい。
最新の物理学をもう一度サラッと確認してみたくなった。
私の物理に関する常識は、高校時代の教科書にかかれてあった19世紀で止まっている…。
●人間関係のネガティブな側面の捉え方
・誰かに責められたら、自己弁護をして時間を無駄にしてはいけません。その人が言うとおりの性質が実際に自分にあることを認めましょう。あなたにそうした性質があるだけでなく、相手にもその性質があるので、その人は自分自身を責めているのです。それがあなたに非難の言葉を向ける理由です。もしその言葉を聞いてあなたが傷ついたとしたら、その性質が自分やほかの人にどれだけ役立っているかを理解しておらず、ただ自分自身を責めているからです。
・家庭でも社会でもすべての人に対してポジティブであろうとする人は、結局、自分自身に対してネガティブになります。ポジティブとネガティブのバランスから逃れることはできないからです。
・彼が人間関係を損ない、あらゆる健康問題を引き起こし、家族に試練をもたらしたのは、ポジティブ思考でした。2つの面を必要とする現実に一方的な期待を押しつけるのがポジティブ思考だからです。あなたがここにいるのは、偏った存在になるためではありません。偏った存在になろうとすれば、ほかの人たちにもその期待を押しつけることになります。期待が満たされないと、自分自身、ほかの人たち、または世間に対して怒りを覚えることになります。
・許しは独り善がりの幻想です。誰かが悪いとか間違っていると決めつけ、それから厚かましくもその人を裁き、許します。謝罪は自分自身を裁くことです。いずれの場合も、あなたが裁くことは何であれ永続します。唯一この力学を超越できるのは愛だけです。
・恐れと罪悪感は最下層、その上の層には信頼と受容と許しがあります。愛、感謝、知恵といった真の存在は最上層です。許すべきことは何もないといったん理解すると、許しもまた単なる社会通念にすぎなくなります。真実は許しを必要とましせん。
・私が本当の意味での許しだと思うのは、それがどんなことであれ「この経験を授けてくれてありがとう」と言うことです。あなたがそう言えるなら不安は寄りつがす、あなたは犠牲者ではありません。
・許しという言葉を使うとき、たいていの人は「あなたを許しましょう。でも二度としないでください」という意味で使います。さらにその本当の意味はこういうことです。「私はまだ怒っています。私はあなたを裁きます。私は十分に正しいので、あなたを非難して謙虚にさせます」私に言わせれば、その許しは不完全で条件付きの愛で、罪というニュアンスを含んでいます。
・人は他人の価値観ではなく、自分自身の価値観を通して愛を表現するものです。誰もが自分自身の価値観を通して愛を表現していますが、人の価値観に敬意を払うようになると、自分がこれまで認めてこなかったかたちの愛に囲まれていることがわかります。
・愛は電荷を持たない場であり、制限がなく無限大です。相手に空間を与えれば愛が返ってきます。愛を与えれば空間を得ることができます。
・「ああ、すてきな贈り物をありがとう」と言って、その場ですぐにそれをほかの誰かにあげるか、あるいは目の前でそれに火をつけるのです。その人が本当に与えることを目的としていたのなら、あなたの行動を承認することができるでしょう。
ちょうど、仕事でネガティブな反応と接することがあった。
この中に、どのような反対の側面があるのか、とても色々と考えた。
●ソウルメイト
・結婚の目的は、自分が認めたくない部分も含めて自分自身を完全に愛する方法を学ぶことです。
・妻の価値観を理解することで妻に敬意を払い、さらに自分の価値観を理解して、それを妻の価値観に沿って表現する方法を身につけなければ、妻を大切にすることはできません。
・人と付き合うには3つのやり方があり、それぞれまったく異なる結果が待っています。ひとつ目は「careless」という思いやりのない人間関係で、相手の価値観をまったく考慮せず、自分の価値観を押しつけて自分の価値観だけに集中します。2つ目は「carefll」という気を遣ってばかりいる関係で、自分の価値観を考慮せずにあいての価値観に沿うことだけを考えようとする「薄氷を踏む」ような関係です。どちらの関係も偏った付き合い方で、2人のうちどちらかひとりを無視しているので、関係に緊張が生じます。これに対して3つ目のやり方である「caring」という思いやりのある関係は、相手の価値観に沿った言葉で字部の価値観を伝えます。同時に両方の価値観を考慮して、自分自身とお互いへの愛情を表現するのです。
・私にも人格があり、彼女のために自分のすべてを犠牲にすることはできません。妻のために自分を犠牲にすればするほど、妻は私を軽視するようになります。なぜなら、それは私が自分自身を軽視していることになるからです。妻は私をみくびるようになり、それなりの扱いをするようになります。でも妻がいちばん成長できるような支援と試練のバランスを私が見いだし、私がいちばん成長できるようなバランスを妻が見いだしてくれると、私たちはもっと関係を充実させることができます。
・結婚したカップルはたいてい自分の価値観を相手に押しつけようとしますが、それが成功してしまったら、その関係を損なうことになります。結婚の目的は自分で認めてこなかった部分を愛せるように教えあうことですから、相手の50%が好きで50%が好きでなければ理想的な状態だと言えるでしょう。
・愛は拒絶されませんが、期待を押しつければ確実に拒絶されます。多くの人が愛と期待を混同しています。期待や自分なりの意見を持つことは避けられませんが、それに縛られると成長できなくなります。あなたが愛すれば、対象物は、あなたがそうあってほしいと願うものに変わります。誰かを正したいとか、変えたいと考えると、相手は反抗します。ありのままの相手をそのままで尊重し、感謝して、ありのままの相手を愛すると、相手は協力してくれます。人々をありのままで愛すると、相手はあなたが望むとおりの人に変わるのです。
・ソウルメイトに出会ったら毎日がバラとゴンドラと月光の日々だと想像してはいけません。ソウルメイトはあなたに最大の快楽と苦痛を味わわせ、人生で最大の支援と試練を与えてくれます。それが真の愛です。
・もし私が賢明になって、どこにいようと注意深くあたりを見回すなら、私が目にするのは、妻や子どもたちを意味するあらゆる特徴です。私は一日を通して自分のまわりに彼らの存在を感じることができます。
・私は自分が「惑星地球」という名の大きな家に住んでいると感じています。私の妻と子どもたちは同じ家の別の部屋にいるというだけです。
私は少し、carefull になっていたかもしれない。それを反省した。
自分は自分の話をしていいんだ。
敬意を払いつつ、しかし奴隷になってはいけない。