人生がときめく片づけの魔法

米国「TIME」誌 世界で最も影響力のある100人に選ばれました。
ニューヨーク・タイムズ No.1ベストセラー!

知人が二人もこんまり流コンサルを受けていて、
興味があって手にとって見た。
情熱大陸に出ている姿も、いい感じだったし。


●その他

・ある調査によると、「片づけについて、理論的に習ったことがある」という人は実に0.5%以下。そもそも、その躾をする両親ですら、片づけについて正しく教わったことがないのです。つまり、ほとんどの人が、自己流で片づけをしているこひとになります。家庭の中だけではなく、教育の場においても片づけはあまり重視されずにきました。
・これまで、正しい片づけ法をあらためて学んだことがなかった。つまり、「片づけられない」のは、誰であろうと当然ことなのです。でも、落ち込む必要はありません。これからは、片づけは、正しい方法を習う時代。私といっしょに正しい片づけについて学び、実践していけば、誰でも「片づけられない地獄」から脱出することができます。

この表現は、いい。
自分のビジネスにもドンピシャであてはまる。
●片づけとは

・無性に片づけがしたくなるとき、それは部屋を片づけたいときではありません。心理的に片づけたい「別の何か」があるときです。本当は勉強をしなければいけないから心がざわざわしているのだけれど、目の前が散らかっていることで「部屋を片づけなきゃ」という心のざわざわが起こり、問題のすり替えが起きていると考えられます。
・自分という人間を知るには、机に向かって自己分析したり、人に話を聞いたりするのももちろんよいけれど、片づけするのが一番の近道だと私は思います。持ちモノは自分の選択の歴史を正確に語ってくれるもの。片づけは、本当に好きなモノを見つける自分の棚卸しでもあるのです。
・結局、捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは2つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。この2つだけです。
・モノを捨てることは自分の価値観で判断をしていく経験の連続だからです。モノを捨てることによって、決断力が磨かれていきます。

片づけがSOUCEと相性がいいのが、よくわかる。
人生の棚卸し。自分の棚卸し。
自分がとくに捨てられないのは「未来に対する不安」なんだろうな。
地震に備えて、とかいう正当な感じなもの以外のところで
不安がないか、もう一度点検してみようと思う。
●順番が大事

・「捨てる」作業が終わるまでは、収納について考えてはいけないのです。
・「なぜ、そんな暮らしがしたいのか」を考えること。

確かに、便利な収納を買ってしまうという方向性は間違えている。
まずは捨てなきゃ。
まだ、これ以上は無理というところまで捨ててないかも。
収納が増えれば部屋が狭くなるということに気づかなければ。
●捨てることに罪悪感は不要

・モノにはそれぞれ違う役割があります。すべての服が、完全に着倒されるためにあなたのところに来るわけではありません。これは、人とのご縁と同じです。出会ったすべての人が、親友になったり、恋人になったりするわけではないですよね。
・本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てるのです。ですから、「モノをたくさん捨てる」のは、モノを粗末にしているということではありません。押し入れやタンスの奥にしまわれ、その存在すらも忘れ去られてしまったモノたちがはたして大切にされているといえるでしょうか。もし、モノに気持ちや感情があるとしたら、そんな状態がうれしいはずはありません。一刻も早く、牢獄、あるいは離れ小島のような場所から救出してあげて、「今までありがとう」と感謝の念を抱いて、モノを気持ちよく解放してあげてください。
・プレゼントの本当の役割って何だと思いますか。それは、「受け取ること」。だから、「受け取った瞬間のときめきをくれて、ありがとう」といって捨ててあげればよいのです。
・モノを捨てるときは、「あーあ、全然使わなかったなあ」とか「まったく使わなくてごめんなさい」というふうに思うのではなくて、「私と出会ってくれてありがとう」「いってらっしゃい! また戻ってきてね」と元気に送り出してあげるのが正解です。今はもうときめかなくなったモノを捨てる。それは、モノにとっては新たな門出ともいえる儀式なのです。ぜひその門出を祝福してあげてください。
・ちなみに、服を捨てるとお腹がスッキリして、本や書類を捨てると頭が軽くなって、化粧品などコスメ関係を減らして洗面所など水まわりがスッキリするとお肌がツルンとなる、というのがこれまでの経験から見た傾向です。

自分の場合、商売道具・資料としての本はあってもいいけど、
不安とか自信のなさに基づいたセミナー教材はどうにかしないといけない。
それに、捨てるときの罪悪感が、次に買うときの慎重さを生む、と考えてたけど、
いやいやそうじゃなくて、すでにそれすらも役割を終えたんだと考えていいのか。
これは新しい気づきだ。そしてこの方が潜在意識にとっても健康的だな。
●服

・オフシーズンの服がそれぞれときめきを感じるかどうか確かめるための、おすすめの質問が一つあります。それは「次の季節にぜひ、会いたいか」もっというなら、「今日、急に気温が変わったら今すぐ着たいと思えるか」。
・外出着としてときめかないから部屋着にするというのも、何か違う気がします。部屋で過ごす時間だって同じ生きている時間なのですから、人の目があろうがなかろうが、時間の価値は変わらないはずです。
・ジャージをはいていると、自然とジャージが似合う女になっていく。
・引き出しを開けたとき、どこに何があるのか、ひと目でわかる状態を目指してください。ちょうど本の背表紙が見えるように、立てた状態で収納していきます。「立てる」は、収納の一番の基本です。
・洋服のシワはじつは折りたたんだ回数の多さではなく、プレスされたシワの濃さによって目立つようになるのです。つまり、薄くたたんで重ねれば重ねるほど、上の洋服の重みで生地がプレスされてシワが濃くついてしまい、「シワ感」がよりいっそう出てしまうのです。

改めて洋服ダンスを見てみると、いつも妻が、洋服を立てて収納してくれていることに気づいた。何に学んだわけでもなく、実家でそう教えられたわけでもないのに、自然とそれがいいと思ってというのだから、これにはかなり感動した。
●書類

・書類は「全捨て」が基本です。「今使っている」「しばらく必要である」「ずっととっておく」。この3つに該当しない書類はすべて捨ててしまいましょう。ちなみに、ここでいう「書類」には、昔もらったラブレターや日記などは含めません。これらの「思い出系」のモノに手をつけてしまったが最後、書類の片づけのスピードがガタ落ちしてしまうのは目に見えています。
・捨ててしまったあとに後悔したら、もう一度、同じセミナーを受けに行けばよいのです。そして、すくに実行する。逆説的ですが、いつまでも手元に資料があるから実行しないのだと、私は思います。
・「捨てたくないもの第一位」だった膨大な数のセミナー教材を捨てたら、心の重荷がとれ、いつか読み直すかもしれないと思ってとっていた500冊近い本を捨てたら、どんどん新しい情報が入ってくるようになり、大量の名刺を捨てたら、会いたいと思っていた人から連絡がくるようになって自然と会えるようになったのだとか。

力のない修行僧が、経典という書物を使うようになって瞑想をしなくなり学者化したという話と全く同じだ。
セミナー教材の逆説は、耳がいたい。たしかに、手元に資料があるから実践しないというのは、そのとおりかもしれない。。。
なんとかしなきゃ。
●小物

・おそらく今あなたが見て「何のコードだろう」と思うようなモノ、それは一生使うことがありません。謎のコード類は永遠に謎のままでする
・ボタンがとれるくらいきちんと愛用した洋服であれば、ボタンがとれた時点で寿命であることがほとんどです。
・「売るときに箱があったほうが高く売れるから」という考えは、はっきりいって損です。箱をとっておいてある大事なスペースをたんなる物置で使ってしまうほうが、家賃として考えれば高くつきます。
・無料だからと、つい受け取ったノベルティーグッズ ときめくはず、ありませんよね。以上、迷わずに捨ててください。
・お守り 効能は授かってから一年間が有効期限なので、期限切れのモノはなるべく早く神社にお返ししましょう。

コード、ボタン、箱、お守り、全部あてはまった。
ぐさぐさ突き刺さる。すぐに捨てよう。
●思い出品

・片づけとは、一つひとつの過去に片をつけていくこと。思い出品の片づけは、人生をリセットし、次なる一歩を踏み出すための「片づけ祭りの総決算」ともいえます。
・なかなか捨てづらいのが、子どもとの思い出品です。「おとうさん、ありがとう」と書かれた、父の日のプレゼント。職員室の前に貼り出された息子の絵。娘がプレゼントしてくれた手づくりの灰皿。こうしたモノが今でもときめくのであれば、もちろんとっておいてもいいと思います。でも、捨てるのは子どもに悪いから、と思って残していたのであれば、一度、大人になったお子さんに聞いてみてください。きっと、「まだ、持っていたの? 早く捨てなよ」といってくれるはずです。
・大切なのは、過去の思い出ではありません。その過去の経験を経て存在している、今の私たち自身が一番大事だということを、一つひとつのモノと向き合うことを通じて、片づけは私たちに教えてくれます。

確かに、娘や娘からもらったもので、自分がときめくから残しているのかどうかを、もう一度よく考えてみる必要はありそうだ。娘に悪いという思いで残しているだとすれば、これは確かに意味がない。そしてそれを保管するためにデータのために時間をとられていたら、本末転倒だ。
大切なのは、今まさにこの一瞬。この時間に子どもたちと過ごすということ。そのための空間であり時間なのだ。
●人の片づけが気になる時は

・じつはこれこそが「片づけられない家族」に対する一番の対処法です。つまり、自分のモノを黙々と捨てていくこと。すると、あとを追うように家族が自分からモノを減らしはじめ、片づけをはじめるようになります。
・もし片づけられない家族にイライラを感じてしまったときは、あなたのモノが収納してあるスペースをチェックしてみてください。必ず、捨てるべきモノが見つかります。他人の片づけられていないところを指摘したくなるのは、自分の片づけがおろそかになっているサインだからです。だからモノを捨てるときは「自分だけのモノ」から始めること。共用のスペースはあと回しでいいので、まずは自分のモノにしっかり向き合っていきましょう。
・家族で住んでいる場合は、まずは家族別に収納スペースをきっちり分けること。これは絶対に外してはいけません。
・「自分だけが管理する、自分だけのスペース」と思える場所がないのは、じつはとっても危険なことです。誰にでも、自分だけの聖域は絶対に必要なのです。

実家の片づけをしたいと思うことが本当によくある。
でも、確かにまずは自分の方をなんとかしなくちゃいけない。
ごまかしたり逃げたりすり替えたりしてはダメ。
それと、子どもが二人、少し大きくなってきたら、
やはり自分で管理できるスペースを用意しないと、片づけられない子になってしまいそうかも、と少し課題が見えてきた。