図解 直観でわかる経理のしくみ

経理の「構造」がわかる77項目

●この本への問い
経理の仕事ってそもそもなんだ?
決算の時期が近づいてきたので。
毎年この時期、こういうの、読んでる気がする。


●得たこと
(p45)
仕訳のパターン図 +-パチオリ図による代表的仕訳のパターンA~H
・・・とくに、貸方借方というわけわかんない言い方じゃなくて、+--+ で表現してくれたことが大きい。
(p62)
研究開発費 というアイデア。
・・・自分の仕事、これがすごく大きいのに経費計上してなかったかも。ちゃんとやろう。
(p97)
感度分析
・・・すごくわかりやすかった。
総資本利益率のツリー図を書いて、以下の各項目の回転率などの改善可能性限界を出す。
そして改善後の総資本利益率から、改善順位を出す。
経常利益
-売上原価(コストダウン)
-営業費
総資産
-売掛債権
-棚卸資産
-固定資産
(p121)
膨張と成長の違い
・・・P/Lの伸びよりB/Sの伸びが大きく利益も少ないのは、ただの膨張。これ、他のことにも当てはまる。
(p123)
収益性、安定性、成長性の相互の関係
・・・どれ偏重になっても、よくないのだ。
●こんな人にお勧め
経理の仕事をしてるけど、よくわかんないーという初心者の方。
個人事業主や小さい会社の社長さんなのに、会計がよくわからず税理士任せの方。