奇門遁甲行動術

古来中国直伝=国法的方位術「三元派」に基づく・・・

またまた内藤文穏さんの本です。
●この本を手にしたきっかけ
前回も書きましたが、ちょっと家庭の事情でどうしても「動」が必要になりました。でも、気学ではちょっと弱い。そんなわけで、いよいよ10年前から気になりつつ我慢してきた奇門遁甲の研究に入りました。


●メモしたポイント

動の一番の要点は逆に静の方法を考えることです。目的地まで乗物を利用して行ったらそこでは速度を落として歩いてみるとか、行った先で横になるとか、行って戻って寝て、幾日かたって動と静が交わると吉凶が出やすく
天は十干のうち二干が中央にあり、残り八干で45度、
地は十二支で30度ずつで、30度と60度区分。
人は八卦で45度ですが、これでは複雑なので、普通は動くことは30度、60度。
動かぬ静は45度とわけております。
暗剣殺は正しくは暗剣煞で、殺は急に殺すことを意味し刑法に関わりますが、煞はじわじわと時間をかけてというもので法律にも触れぬものです。この暗剣殺について中国の某書には、暗剣偽煞とし、術者が勝手にこねくりつくりしものとしております。
中国では床位といって大変重視いたします。
外交などは単に行っただけでは動はあっても静がないので、効果が出にくいものです。そのためには乗物で行ったあと、歩いて行くことが必要です。ずっと乗物ばかりでは出にくいのです。
どういうわけか、吉方は午前一時から九時までの丑・寅・卯・辰の刻に多く集まっているようです。
風水では、天を男性とし、地を女性とみるのです。この天地陰陽の交わったところが、吉地の竜の穴ということなのです。従って地形が女陰形をなしているところなのです。
都会などでは鉄道とか、道路を水竜とみなします。

タイトルとURLをコピーしました