こんなサプリメントのんではいけない

飲んでいるサプリメントを見直そうと思って、手にしてみた。
過去にドラッグストア業界で働いていたことがあるのだけど、
通った高校の名前に「薬」の文字が入っていたり、
はじめてまともにアルバイトしたのが薬局だったりと、
薬には、何かと縁があるのかも知れない。
….あ、サプリメントは薬じゃなくて
食品なんだったっけ。


これを読んで、さっそく生活にとりいれようと思ったことは…
・積極的にとりたいもの
→果物とローズヒップとお茶とローヤルゼリー、ひじき、アーモンド、小魚、それから16穀米。
・積極的にやめたいもの
→娘ののむアクアライトの量、肉料理、白米、白いパン、砂糖
・注意したいと思うもの
→使っている油
その他、以下、拾ったところ。

●原則

・預金や財産を守るのに、自己責任ということがいわれるようになりましたが、食生活も自己責任で守らなければいけない時代がきているのです。
・自分が必要としているサプリメントが何かということは、資料を集めて研究する必要がある。自分で自分の健康を守ろうと思っているなら、ある程度の知識、情報を収集するのは当然のこと。
・チェックポイント
1.表示 原材料がどれぐらいの分量含まれているか表示していないものは論外。有効成分量の表示がないものもすすめられない。不明な場合はメーカー窓口に電話する。
2.原産地にこだわっているか
3.製法にこだわっているか
4.有効成分がきちんと証明できるものか

メディアリテラシ、教育に関する知識に加えて
食品知識、というのも大切な時代だということ。
親の世代の常識は、現代ではそのまま使えない。

●サプリ全般

・海外では製造の過程で何を使おうと、日本の法規には縛られない。日本の工場でつくられているもののほうが、まだ安全
・90%以上が添加物というサプリメントがある
・顆粒よりも錠剤のほうがのやすいため人気があるが、のみやすさを求めることで、食品の機能とは無関係な添加物(打錠工程での糊剤、賦型剤、滑沢剤、コーティング剤など)が増えていく。
・子ども向けのチュアブルタイプのサプリは甘味料や着色料が使われていて、決して子どもにのませたいようなものではない
・トリプトファン事件の事例 サプリだからと気軽に飲んではならない。
・ドラッグストアの安いサプリ=卸値は定価の3割。原価はその半分以下。どこでその価格を抑えているのか考える必要がある。
・代替医療を行っている有名医師に健康食品を使ってもらうためのリベート相場 = 800~1000万円

自分が使っているサプリも、ちゃんと考えよう。

●食事

・米国のマクガバン・レポートでは、1960年ころの日本の食事を理想的な食事として紹介。(米を主食として味噌や豆腐などの大豆からたんぱく質をとる)
・食品添加物は発ガン性などの毒性が報告されるものもあるが、毒性のあるものに対して使用量を制限することで認可が与えられている現実
・カルシウム(乳製品・小魚)、マグネシウム、亜鉛、銅、マンガン(アーモンド)などのミネラルをとりカルシウムの流失を防ぐ
・欧米風の食事の導入によって、日本の食文化は破壊された。
・かつて日本人は、おやつも、寒天、葛、小豆、イモなど、繊維の豊富なものをとっていた。甘みがあるという点ではカボチャやイモなどもとてもいいおやつになる。
・お茶の渋みにふくまれるカテキンは肝機能定価による疲れにプラス
・ビタミンB1(酵素や米ぬか)とマグネシウム(海藻類・豆類)が不足すると、アルコールにより悪しんや頭痛を起こしやすくなる。
・身体にいい水とは、酸化還元電位が低く(=酸化還元力が強く)、水の分子集団であるクラスターが小さい(=細胞に吸収されやすい)こと。
・精白された米には、カロリー以外の栄養価はほとんどない。雑穀を加えるなどの工夫が必要。
・精白され、さらに漂白までされた小麦粉でつくられた白いパンは、カロリーばかりが高く栄養バランスが崩れている。ライ麦パンや黒パンなどを食べるべき。
・リノール酸系植物油がいいという情報は誤り。オメガ3系(アルファリノレン酸)を使うべき。炒めものなどには、熱に強いオメガ9系のオリープ油がよい。

若いころ、一時期自分はほぼ完全な形のベジタリアンだった。
そのころ、確かに体は軽かった用に思う。
完全にとまではいかないとしても、建て直そうと思う。

●肉

・日本人は、すでに飽和脂肪酸(肉やバターなどの動物性脂肪に含まれる)の摂取過多になっている。減らす必要こそあれ、意識的にとる必要は全くない。
・動物性たんぱく質は、分解されるときに活性酸素や尿酸やメタンガスなどの有害物質を生み出す。
・動物性たんぱく質は、分解されにくいたんぱく質として大きな粒のまま腸に送られ、異物として認識され免疫細胞を増産。アレルギーの原因にもなる。
・赤ちゃんにも動物性たんぱく質を与えるのはなるべく遅いほうがいい、ということが定説になっている。
・プリン体 肉や魚のたんぱく質に大量に含まれる。→最終的に尿酸となり、通風の原因となる。
・スキヤキで、肉は食べずにコンニャクやしらたきなど、肉の味が染みているもので我慢しても、肉の脂肪はすでにワリシタに解けて、コンニャクやしらたきにたっぷり染みこんでいる。

通風になったらいやだから、ちょっと考えよう。
魚も、刺身中心がいいのだけど、
放射能問題、海洋汚染があるのが悩ましいところ。

●砂糖

・上白糖によって身体からカルシウムを奪われるとき、そのカルシウムは骨や歯から溶け出している。だから、甘いものを食べて歯を磨けばよいのではない。砂糖をとらないことが大切。
・アステルパームのような高糖度の甘味料は高血糖状態を招くという点では同じ。ペットボトル症候群の原因となる。
・スポーツドリンクにも約7%の糖分が含まれている。
・甘いものは黒砂糖、ハチミツやメープルシロップ、果物でとる。
・子どもの食事に関して注意すべきなのは、まず第一に上白糖を与えないこと。
・ジュース、缶コーヒー、炭酸飲料は、冷やすと甘みを感じにくくなるので、思った以上に砂糖がたくさん入っている

子どものお菓子と飲み物、もっと注意しなきゃ。
やめるより先に、黒砂糖やハチミツを買ってくるとよいかも。

●ダイエット

・もし本当に有効なダイエット商品やダイエット法があるのなら、ロングセラーになっているはず。みんながその方法以外、見向きもしなくなっているはず。
・基礎代謝は40歳をすぎると急激な下降線をたどる。
・人間の身体は、一ヶ月に5%以上体重が減ると警戒態勢に入り、志望を蓄えようとする。
・朝は腹八分目、夜は腹六分目のつもりで
・水溶性食物繊維(コンニャク・海草・果物など)は、便の量を増やし、毒性のものや身体に不要なものをくっつけてやわらかい便をつくってくれる。満腹感も出る

40歳を過ぎる前に、筋肉を。
運動運動運動。
これ、来年の計画だ。

●漢方薬

・漢方薬にも副作用に相当するものがある。
・最近は、西洋医学の医師が病名にしたがって漢方薬を処方したりすることもある。「証」が行われていない。

漢方の名医をおさえておこう。
ちょっとこの分野、調べる必要がありそう。

●ビタミン

・自動販売機で売っている缶入りウーロン茶などには、ビタミンCが入っているという表示があります。これをみた人は、健康のためにビタミンCが添加されていると思うかもしれません。しかし、これはとんでもない間違いです。ウーロン茶の子ヴょうでは、確かに豪勢ビタミンCを添加しています。しかし、それが消費者の手許に届いてのむときには、すでに酸化されてしまってビタミンCでなくなっている場合も多いのです。つまりビタミンCは、自ら犠牲になって酸化することによって、ウーロン茶の酸化を防止しているのです。
・天然のビタミンと合成ビタミンではその性質が大きく違っており、目的によって使い分けなければならなのです。

やっぱり、お茶と果物だな。

●その他

プロポリス
・ブラジルでは絶対にのまないような褐色のものや、廃棄するしかないような黒いプロポリス、ヤニやロウ成分の精製除去工程が省かれたものの存在
アガリクス
・茸は土壌から人体にとって危険な成分を吸い上げてしまう。土壌に重金属が含まれていないかどうかが大きな問題
・イタイイタイ病の原因となったカドミウムがブラジル産1ppm, 日本産5ppm, 中国産14.5ppm検出の試験結果あり
朝鮮人参
・かつて珍重されていたのは、土地から吸収した栄養によって育った10年物。今は1年物が料亭に出ている
・生薬では、産地、品種、何年ものか、どの部位か、などによって、その効果が大きく異なる が、サプリの世界では土壌に危険のある中国産が買い付けられている
イチョウ葉
・アレルギー物質ギンコール酸が取り除かれていないものが堂々と販売されている。
ステロイド(ピルもこれに該当)
・炎症を抑える=ウイルスや真菌に対する抵抗力を低下させる。とびひを悪化させたり誘発することもある。リバウンドもある

口に入れるものは、軽く考えてはいけないということ。
そして、原産地のこともちゃんと考える必要があるということ。
せっかく食品で中国産を避けているのに、
サプリで中国原産の材料を使っていたら、笑えない。