パート・派遣・契約社員の雇用の実務一切

正社員は本当に必要ですか?
固定費の変動費化で強い体質づくり!

雇う立場に立つ人はみんな知っておいた方がよいこと。
経営者はもちろん、採用や社員以外の部下を持つひとはみんな。
基本的なことがよくまとまっていてわかりやすかった。


以下、メモしたところ。
■正社員のコスト

手取りが月額20万の社員を考えたとき、月額賃金、賞与に加えて、厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険などの会社負担の法定福利費と、住宅や医療、慶弔などの法定外福利費、そして退職金などを考えると、35万円ぐらいを払っている計算になることもある。この計算なら、社員一人を減らして、時給800円のアルバイトを2.5人採用することも可能。

■パート

・条件を満たせば有給休暇が必要になる。
・雇い入れ時健康診断/年次の定期健康診断は必要。
・パートタイム助成金を活用する。
・育児休業中の社会保険料は事業主、本人負担分ともに免除される。
・扶養範囲の問題などを考えると、下手に昇給するより中退共(中小企業退職金共済事業本部)を活用し掛け金を増やしたほうがいい。掛け金は全額経費にできるし、退職金のためほとんど非課税になる。1年以内の退職では支給されないので、定着率にも寄与する。

■嘱託
以下のような助成金を活用するという手がある。
・継続雇用制度奨励金
・特定求職者雇用開発助成金
・定年延長職業適応助成金

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