超訳 吉田松陰 覚悟の磨き方

時代のすべての異端児たちへ
不安と生きるか。理想に死ぬか。
後悔しない生き方とは何か?

吉田松陰が好きな私としては、
このタイトルをみたら買わずにはいられなかった・・

 

●リーダーシップ

一人ひとりを弟子ではなく友人として扱い、お互いの目標について同じ目線で真剣に語り合い、入塾を希望する少年には「教える、というようなことはできませんが、ともに勉強しましょう」と話したという。

他人への影響力は、自分への影響力に比例します。
他人の考え方を変えたいと思うならば、
まず自分の考え方を変えてみることです。

使える部下がいないという勘違い
リーダーは忘れてはいけません。
才能のある部下がいないのではなく、
部下の才能を引き出せる人物が、
まだこの場にいないだけだということを。

まずは自分を磨くこと。
どんな場合でも、人のせいにしないこと。

 

●生き方・行動・評価

よく行動すると人は、知識は必要最低限でいいと考える。なぜなら実際に動く前に、わかることなんてほとんどないと知っているからである。だからよく失敗する。だがそれで「順調」だと思っている。
小さくても、「一歩踏み出す」という行為さえ続けていれば、「なぜこれが正しいのか」脳が勝手に理由を集めてくれる。

凡人はまわりから浮いていることを恥じ、賢人は細かいことを気にする自分を恥じます。
凡人は自分の評価が低いことを恥じ、賢人は自分の才能が使い切れていないことを恥じます。

私か尊敬するのはその人の
能力ではなく、生き方であって、
知識ではなく、行動なんです。

評判は傷ついても、生き方は傷つかない。
生き方を傷つけるのは、自分だけである。

知識は問題を解くために必要なカギです。
問題に結びつかない情報収集は、ただしの退屈しのぎです。

自信を持って好きなことは好き、嫌いなものは嫌いだと言えばいい。
そうすれば、まわりの人間が入れ替わって、
新しい友が次々と加わり、「事を成し遂げる空気」が生まれるはずである。

生き方。これに尽きる。
周りの目を気にすることなく、ただまっすぐ、突き進む。
凡人の目は捨て置いていく。

 

●その他

自分の所だけではなく、
この分野そのものを良くしていこうという志を立てて、
いっそ世界をまるごと抱きかかえるくらい、心のスケールを広げてみる。

この度量の広さ大きさって、すごい。
でもそういうアイデンティティを持つ人が、世の中に影響力をもつ。