TIME HACKS!

劇的に生産性上げる「時間管理」のコツと習慣
同じ努力で3倍効果が出る!
時間を生み出す89のマル秘テクニック

この人の知のベースは、とても幅広そう。
教養が深いのかな。
同世代とは思えない。

●時間管理に関するMindset

・世の中には、やったほうがいい、ということがあまりにたくさんあります。それを全部やろうとすると、時間がどれだけあっても足りません。だからこそ、「やったほうがいいけど、やらなくてもいい」ということと、「やったほうがいいし、やるべきこと」をはっきり分けてやる必要があるんです。

私は、欲張って全部やりたいと思ってしまう傾向がある。
この下にある Not ToDoと合わせて、棚卸する必要がありそうだ。

●時間の投資とか運用とか

・時間の貸借対照表
  資産の部 : 将来の時間+経験、人脈など時間をかけて得られたもの
  負債の部 : 生きていくために費やす時間(他人時間)
  資本の部 : 自分のために費やす時間(自分時間)
・「やるべき」なのにやらないでいることによる機会費用。たとえば、今あなたがファイナンスを勉強しないことにより放棄している利益を考えたことがありますか?英語を勉強しないことで放棄している利益は?「やるべきことをやらないこと」によって、放棄している利益は莫大なものになります。でも、平気なのは、それはコストとして見えてこないからなんです。「やるリスクよりも、やらないリスク」
・時間を何に変換するか、というところに人の価値観が如実に現れる。知識/経験/信頼/人脈/友情/愛情
・時間を投資して経験を得る。その目安となるのは、年収の半分かな、と思っています。
・「会社から給料をもらっているし、自分の成長のために時間を使うなんて自己中心的過ぎる…」という意見もあるかもしれません。けれど、会社だって、上がっている収益の半分以上を、同じように会社のために使っているんです。(労働分配率は)上場会社で40%だと、結構いい数字だといわれています。この場合、会社は利益の60%を受け取って、あなたには残りの40%しか払っていないことになります。だから、あなたが自分のために、時間を50%程度投資したところで、後ろめたく思う必要はないわけです。それにその投資は、あなたのスキルアップによって、会社の将来の利益にもつながっていくわけですから。
・家計簿をつけるように時間簿をつける
・8割仕上げ、2割は余白 時間を節約するという点でも、まず8割の完成度で提案する。そして、それは何も後ろ向きの話ではありません。むしろ余白を残すことによって、企画の魅力が増すのです。

前から、新しい哲学というか思想として、こういうものが出てくるだろうと思っていた。
数値化ができないものを数値化することで、目に見えないものを目に見えるようにする
目に見えないものを目に見えないまま理解するという方法もあるけれど、
精神的なものと科学の融合という意味では、やはり数値化なり理論体系の構築が必要になる。
次の世代の変革のキーワードは、時間と幸せの関係だと、思っている。
その基本が、この本にも書かれていた。

●ToDo管理

・ToDoにはダブルブッキングはない→ToDoリストは複数持っているほうがいい。パソコンを使ってしなければならないToDoは、パソコンの中に記録しておいたほうがいいし、アポイントを取るというToDoは、スケジュール帳に書き込んでおくべき
・Not ToDoをリストアップすることをオススメします。これだけはやってはいけない。そういうリストをToDoと合わせて作っておくと、とくに習慣化していきたいToDoがあるときには効果的です。これをビジネスの世界では Unlearning(脱学習)とも言います。

Not ToDoというのは画期的。
また、ToDoは分散し重複があってもよいというこの考え方は、
とても気持ちが楽になった。

●スケジュール管理

・スケジュールをパソコンで管理する、と言いながら、実際にはそれをプリントアウトして持ち運ぶというところに、ハックがあります。持ち運びには紙を使います。プリントアウトするのは、1週間スケジュール。
・MindManagerのがんとチャート作成機能は、追加機能とは思えないくらいよくできています。(ExcelExportを選ぶと自動的にガントチャートが作成される)

●データ管理

・ファイルを、フロー、ストック、リファレンスの3つに分類します。
  フロー(Project) : 現在取り掛かかっているプロジェクトで、常に新しいファイルが入ったり、ファイルが更新されたりする部分
  ストック(Completed) : 終了したプロジェクトなどで、滅多にファイルを更新しないもの
  リファレンス(Reference) : ストックしたファイルなどの中で、いつも参照するような情報。調査データやファイルのひな形など

このアイデアに近いことをやっているのだけど、
なるほど、さっそくこれも適用して改善してみようと思った。

●定型化とアウトソーシングについて

・申請書を書いてしまえば後はお任せの業務というのは、アウトソーシング対象なんです。
・たとえば社内でもアウトソーシングされないようにするには、他の部署とできるだけ豊かなコミュニケーションを保って、しかもコミュニケーションをもとに相手のニーズを満たすような付加価値を提供すべきなんです。相手から何か言われるまで待っていて、言われてようやく動き出し、しかも言われたこと以上には何もやらない、なんてやっているとアウトソーシングされてしまう社会になりつつあります。そしてこれは、個人も同じ。「あいつ、いらないんじゃないか」なんて言われないようにするためには、ルーチンだけをやっていてはだめです。

逆に言えば、家族の中でも、ルーチン化してアウトソースなり
システム化してしまった方がよいものって、あるのかも知れない。
手作業とか感情的なかかわりを大切にする必要がないものが、それだ。
何か、あるだろうかと考えると、単純な掃除の家政婦サービスとかってのはこれに該当するかも知れない。
一緒に楽しんで買い物をする必要のない、米や水、消耗品の自動発注(補充)というのも、もしかしたら。
(ただしこれは、主婦の楽しみ奪うなら、アウトソーシングはできない)

●その他

・優れたルールというのは、このように「矛盾した問い」という形で表現されます。それに答えようとして、頭をフル回転させる。チームで濃密な時間を過ごすためには、優れた問いをチームで共有し、問いに答えようとして共同作業を行うことなのです。
・夢というのは、結局は人と人との関係性の中から出てくるもの。一人の、エゴイスティックな夢は、単なる我欲でしかなく、夢とも呼べないからです。ほんとうの意味での夢と呼べるものなのか。それを絶えず検証するためにも、人とコミュニケーションするツール(携帯電話と待ち受け画面)の上に夢を乗せておくことは、なかなか粋なことですね。
・夢は個人の独占物ではなくて、他人にも公開すべきものになってきます。夢をmixiのプロフィール欄に書くということ。恥ずかしいと感じるなら、その夢は使命まで昇華されていないということ。ぜひ、自分のプロフィールの一部として夢が語られるようになりたいです。

宝地図をケータイの画面に入れるというアイデアがあったけど、それと同じ。
また、mixi(などのSNS)に夢を書くというのも、よさそう。
プライベートな場ではなく、パブリックな顔を見せている場所なら、
そのプロフィールに書くのは、是非やってみたい。
私の場合は、まず、アカウントの使い分けからはじめなきゃいけないけども。

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