39 rules the McKinsey elites live by
成功したければ今すぐ習慣を変えよ!
世界最強コンサルティングファームで実践されている
「今日からできる」シンプル習慣
これで人生が変わる!
仕事のスピードを上げる必要があり、久々にこの手の本を手にとってみた。
といっても、これを自身が使うというよりは、
どちらかというと部下となる人にどのように伝えるかという視点で。
30代前半に、コンサルファームのような効率的な仕事の仕方を学んだように記憶している。
特に組織で働く場合は、コンサルファームの人たちをモデリングするのはとても有効。
そして今、40代になって、これを若者たちにどう伝えたらよいか、
どう関わっていけばよいのかという点で、改めて振り返ってみた。
・「空・傘・雨」と呼ばれる思考の方法(フレームワーク)
・どんなにたくさんの情報やデータ(事実)を集めたとしても、解釈して解決策を見出さなければ、仕事としての意味をなさず、終わることもありません。
事実を羅列しただけの無意味な報告をしてくる若者が多い。
このフレームワークは「データから読み取れることは何で、どんな仮説があるのか」
の重要性を伝えるのに、よいメタファーだと思った。
相手ができるだけ短時間で要点がわかるように、スクロールしないで1面で見られるようにまとめていました。例えば次のような具合です。
件名 : 【ご相談】○○の件
本文 : 現状では、次の3つがポイントです。
1. ….
2. …..
3. ….
これらを踏まえ、△△の方向で進める予定ですが、問題ありませんでしょうか?
ここも新人に読んでもらおう。
ひどい時は引用メールまで読まないと内容が掴めないケースがある。
引用はあくまでも参考情報。そこを読まなくても最初の一行で伝わるメールが欲しい。
・会議は、「プロセス」と「コンテンツ」から成り立っています。
・主宰者は参加者に対して、事前に以下の3つを説明(連絡)してください。
- 会議の目的
- ゴールイメージ(会議で達成したいこと、なっていたい状態)
- 参加を求める理由
対処法は原始的です。最も簡単なのは、会議室のホワイトボードのどこかに、会議の目的とゴールイメージを大きく書いておくこと。
会議招集に、3.にある「参加を求める理由」を書くのはよいと思った。
ベテランであれば自明なのことでも、新人にとってはそうではないし、
その会議へのモチベーションが低い人に対してもこれは有効。
・参加者一人ひとりに対して、ほかの参加者全員が、3分ほどでよかったところや感謝していることを伝えるのです。
・チェックインによって、次の2つの効果が期待できます。
- 議題の冒頭に「個人の事柄」を出し合うことで、議論への集中度合いを高めることができる。その結果、有効な結論が早期に出る。
- 互いに心の内を出し合うことで、「安全な場」をつくることができ、話しやすい雰囲気をつくることができる。
この辺りは田坂さんも推奨しているメールにおけるチームビルディングにも通じるし、
ピータークラインが推奨するような手法にも近い。共通点を探すことによるラポールの形成やGood & Newの効用など。
メンターの3つの条件
- 一般論を言わない人
- 直感が鋭い人
- 専門性が高い人
ここで思ったのは、自分にとってのメンターがこれに当てはまっているかどうか。これはOK。
そして、メンターかどうかはともかく、自分が誰かにコーチングやコンサルをするケースで、これに相当するかという点。
一般論ばかりの机上の空論を話していないか、注意する費用がある。
専門性とは知得ではなく体得したものである必要がある。
・ネットでわかることは公開情報に過ぎませんし、そのほとんどは二次情報です。つまり、誰かが加工した情報であり、誰かの意見であるということです。ネットで調べられる内容は、何かを検証したり、何らかの結論を得たりするためではなく、あくまで「何を調べればいいのかのヒントを得るため」と捉えるといいと思います。
・マッキンゼーでは、効果的なインタビューをするために、取材前にかならずインタビューシートを作成します。これが仕事のクオリティーを上げます。
・まず、あなたのプロフィールをあらわにして、そこから相手にも共通点を探してもらう機会を提供するのです。
・プロフィールシート 出身地や趣味といった共通点のヒントだけでなく、担当したクライアントや職務上の経歴も差し支えない範囲で記入し、座右の銘や尊敬する人など、人柄がわかるものも載せておけば完璧です。
・見開きタイプの名刺
この辺りは、自分自身でもいま一度自省する内容。
これからやるビジネスにおいては、インタビューシートはとても重要。
確かに今の仕事でも複雑な案件ではQA表を作ってる。
また、プロフィールシートや名刺はいいアイデア。早速活用しよう。