Win-Win Relationship
●ワークライフバランス
・ワークとライフのシナジー効果は、最初はほんの小さな響き合いかもしれませんが、上手に共鳴させればどんどん大きくなります。それは決して静的な”バランス”などではありません。ダイナミックに躍動するエネルギーそのものなのです。
・最近、育児や介護のために短時間勤務などをしている社員のほうが、時間あたりの生産性が高いというデータが出た企業もあります。
・先方の担当者が社内でワーク・ライフバランスについて一番の情報通になると、こちらの話をとてもスムーズに受け止めてもらえるようになります。自分が周囲よりも詳しく知っていることに関して、人は誰でも肯定派になるのです。
ワークライフバランスではなくて、ワークライフシナジー。
価値を理解している人は、まだまだ少ない。
●夫婦の協力
・どんなに夫が「家事をやっているほうだ」と思っていても、妻対夫のポイント合計が3:1とか8:1なのです。50:1という結果に愕然としたご夫婦もいてね翌週からのご主人の行動の変化に効果てきめんだったそうです。
・妻が子どもをよく叱るのを、夫は「そこまでしなくても」と見ていたりします。私の経験からいうと、妻が子どもに怒っているときは、怒っている自分にも腹が立っており、さらには「そんな自分にさせて!」と夫に対して怒っているのです。夫としては「そう言ってくれれば自分もやるのに」という感じかもしれませんが、言われないとやらないというのも妻にとってはストレスです。
ここのところ、もものすごく重要。
そうだったのか…と目からウロコだった。
自己嫌悪、そして暗に夫に向けられた怒りだったとは。
世の中のほとんどの旦那さんは、たぶんこのことに気づいていない。
気づかせてくれて、ありがとうという感じ。
●ライフワークについて
・コーチングに「オートクライン」という考え方があります。これは自分が発した言葉が相手の耳に伝わると同時に自分の耳にも伝わり、自分で自分の言葉を聞くことで考えが促がされ、まとまるというものです。このオートクラインを起こすのがコーチの役割ですが、私にとっては学生たちの熱心な質問の数々により頭の中でオートクラインが起こり、なぜこの新規事業をやるのかについて考えが固まっていったのです。
・そもそも働く意義や人生の目標は、自分ひとりで考えていて見つかるものではありません。周囲からのフィードバックを得ながら徐々に固まり、次第にブレなくなっていくものです。日々勉強や情報収集はしているけれど、何がやりたいのかわからないと悩んでいる人は、自分がまわりの人に貢献できることに意識的に取り組んでみてください。周囲の反応やフィードバックに、必ず気づきやヒントがあるはずです。
・私がボランティアでプレゼン講座を始めたのは、社会人になって2年目のことでした。当時は大した経験もスキルもありませんでしたが、会社に入って学んだことを少しでも学生に伝えられればという気持ちで引き受けたのです。それくらいのことでいいのです。相手の役に立とうと思って全力を尽くしていれば、必ず相手に伝わるものがあります。そしして、相手から何かしらの反応が自分に返ってきて、自分なりの夢や目標への気づきになるのです。
・若い人が長期的な展望を描きづらい原因の一つに、社会の閉塞感があると思います。社会がどんどん悪い方向に進んでいて、自分が頑張ったところで先が見えないというような無力感です。しかし、ボランティア活動などを通し、この社会を少しでもよいものにしていこうと活動する人がたくさんいること、それによって実際に変化が起きている現場を知ることで発想も変わってくると思います。
・憤りリスト
1.ノートの左ページに自分の不満や憤りを書き出してみる
2.気持ちを落ち着け、頭を切り替えるために時間を置く
3.右ページにポジティブな提案型の発想に変えて書く
4.そこから具体的な行動を考える
まず憤りリストをつくて、
自分ができる小さなことからはじめて、
小さなフィードバックをもらいながら、自分の本当のライフワークを発見していく。
これって、本当に王道だと思う。
すぐにやろう。
●Life Hack
・「シャトルシェフ」という真空保温調理器 朝野菜などの材料を鍋に入れて5分ほど沸騰させ、味付けしたら保温容器に入れておくだけ。夕方にはトロトロに煮込まれた野菜たっぷりのスープができあがっていて、帰宅したらすぐに食べられます。お鍋につきっきりになる必要がなく、安全かつエコで、家事の効率化に一役買っています。
・「Lekue(ルクエ)」という電子レンジで調理できるシリコン製のスチームケース 水を使わないので野菜の栄養素はそのままに、数分で温野菜ができてしまいます。根菜類をたくさん入れて温野菜をつくり、最近お気に入りのバーニャカウダソースで食べたり、ソルト&ペッパーだけで食べたりしていますが、とてもおいしくいただけます。
・エアロバイクは本を読むのに最適です。動かすのは下半身だけで上半身は空いているので、ハンドルのところに大きなクリップで本を挟んで読んだりします。
これは、買い。
来月お金が入ったらすぐに買おう。
●Work Hack
・わが社ではそういうとき、他のメンバーが緊急度・重要度の高い仕事を一つ引き取って、代わりに緊急度または重要度の低い仕事をいくつか渡すといった調整をします。
・プレゼンの後には通常、質疑応答の時間を設けます。(略)中には、単に意見や批判を述べたいだけの質問者もいますので、その場合は「貴重なご意見ありがとうございます。勉強になりました」と答えるにとどめるなど、相手の意図に注意することも大事です。
・完璧主義の人ほど意外に家が散らかり放題だったり、すっぴんに近い顔で出勤してしまったり、遅刻が多かったりします。何かに集中してしまうとそれを仕上げるまで他のことができないので、その分、他が犠牲になってしまうのです。→『とりあえず8割ルール』で
・二度手間をなくす『仕上がりイメージ共有法』 : 無印良品で購入した愛用のノートにさっと図を描きます。このノートには四角い枠が一ページに6個印刷してあり、パワーポイント資料の枠をイメージできます。そこに矢印や○印を入れていくことで提案書などの仕上がりイメージを互いに確認でき、打ち合わせをして数分後にはスキャンして送ってくれます。
・自分の残業が多いのはお客様が無理な要求をしてくるからだ、上司が仕事を推しつけてくるからだ、他部署のせいだ、と外的要因が9割以上だと思っている人ほど、自分の仕事の受け取り方に問題がないかどうか、うまく交渉できているのかどうかを考えてみるとよいと思います。
・「もし、ここまでの作業をそちらでしていただけるのであれば40万円でできます。これを追加すると60万円です」と示しながら、作業の範囲を決めるのです。こうすれば、あれこれ頼むと料金がアップするというのがわかるので、「ついでに」というようなことを言われなくなります。むしろコストダウンのため、自社で処理できるところは引き受けてくれたりします。
・スピードで価格を変える『段階納期法』 : 「この金額ですと、納期はいつまでになります。それより納期を早めるならば、金額が追加になります」「逆に、納期を一ヶ月遅らせていただけるなら、人員の余裕も出てくるのでここまで下げられます」と段階的に費用と合わせ、納期の設定をするものです。クリーニングや印刷、写真現像の”スピード仕上げ”のように、「急ぐほうがコストはかかる」というのが当たり前の業界もあります。
仕事の工夫。
自分の職場でも、まだまだ工夫できることはあるなと思った。
とくに、100%の資料をいきなりつくるのは無駄だということに気づかされたことが大きい。
自分も最近では、いきなりパワポを使わずに、まずは手書きで済ますようになった。
無印のそのノートは、買ってもいいかな。
●その他
・会社という枠を取り払った、『社外ネットワーク』により、幅広く情報収集できるかどうかで仕事の成果にも大きな差がつくようになっていくでしょう。
・意欲的な若手の中には、部長や役員クラスの人と親しくなることにより社内人脈を広げようとする人がいますが、逆効果です。いつも仕事を見てくれている人から伝わった情報だったからこそ説得力があり、人脈につながったのです。つまり、近くにいる人との縁を大切にすることから本当の人脈が広がり、そこから情報収集のネットワークもできていくのです。
以前は、記憶力よりも検索力、すなわちGoogleをいかに使いこなせるかが重要だった。
今ではそれが、Yahoo知恵袋やTwitter、SNSなどのWisdom of Clowdsをいかに使えるか、
という方向にさらに進んでいる気がする。