アメリカ発インターネットで儲ける教科書

アメリカのプロが実践する「超」方程式
The internet business

大切な友人の依頼でインターネットマーケティングのレクチャー。
レクチャー後、簡単に話をまとめることになり、
その資料として、復習のためにも手にとってみた。
この本が書かれた5年前からは、確かにツールに変化はある。
でも、マーケティングの原則は、ほとんど変わらない。
消えてなくなるテクニックより、原則を。


●診断

あなたのサイトの目的は?
1.会社のイメージを上げること
2.メールの問い合わせを送ってもらうこと
3.問い合わせフォームの提出率を上げること
4.ニュースレターを購読してもらうこと
5.引き合いの電話を多くかけてもらうこと
6.電話をかけずに、オンラインで勝手に注文してもらうこと
実際にサイト診断をすると、目的をしっかり意識していないサイトが多く見受けられます。
a.問い合わせフォームへのリンクが目立たない(色、配置、大きさ、文字タイプで大きな差を生みます)
b.問い合わせフォームの言葉が、行動を促がす言葉になっていない
c.問い合わせへ導くセールスレターがない
d.問い合わせをして得られる恩恵が説明されていない
e.問い合わせをしても、メルアド流出やしつこいセールスがないという『安心』を与えていない
f.問い合わせへの入口がサイト全体で1-2箇所しかない
・市場分析
1.PLC(Product Life Cycle) あなたが販売しようとしている商品は、市場の黎明期、成長期、成熟期、衰退期のどこにあたるか?
2.競合のトップ5のおおよその力関係
3.競合のトップ5のUSP

ちょうど友人から相談を受けた。
「診断をする」という行為そのものをビジネスにするのも、
またいいかも知れない。
●テクニック

・いわゆる「本物」のノウハウ販売者は、ある断りをつけています。それを言う事で、いかがわしい詐欺的な商法と一線を画します。その言葉がコレです。”This is NOT a Get-Rich-Quick scheme.”
・これから事業を起こす、もしくは独立したての方には、プロは間違いなく絞る広告を勧めます。それは、絞られた見込み客の価値を一番知っているからです。集客、に集中するのではなく、儲けること、に集中してください。もう、『集客の秘密』という言葉に踊らされる必要はないですね。
・(別ウィンドウが開きます)と断り書きを入れてあげます。すると、インターネットに慣れている人で、このページから離れたくないという人も、安心してクリックして追加情報を読んで、終わったら再びもとのセールスレターに戻ることができます。
・問題の探し方 = “Keyword 問題” 検索
・キャッチオールメールアドレスのあて先を広告別に分けて受信することで効果測定を行う
・購入への流れを絶対に断ち切りたくありません。そこで、サイトからブログへの流れは、慎重に決める必要が出てきます。一言で言えば、サイトからむやみにブログへ流さない、が基本です。逆に、ブログからサイトへは、積極的にリンクをはり巡らします。ブログは、一般的にサイトよりも『流れ』をコントロールしにくい点がありますが、その分情報量はサイト以上にあります。それらを丹念に読んでくれる人ならば、その人のビジネスへの温度はかなり高いと家庭できます。

Mr.X系統の起業家は、このあたりのセオリーを忠実に再現している気がする。
しかし日本の多くのビジネスでは、そうなっていない。
だから売れないのかも。

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